...七つの部屋に踊り狂う...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...貧しい音楽に悲しいまでにたのしげに踊り狂う兵士とその恋人や...
谷譲次 「踊る地平線」
...自分で踊り狂うと同価値の活動そのものだからである...
寺田寅彦 「映画時代」
...夜が明けても彼等の踊り狂う熱は醒(さ)めない...
中里介山 「大菩薩峠」
...二人は篝火のまわりに踊り狂う村人達の目を避け手を携えて間道から浜に出ると...
中島敦 「南島譚」
...妄(みだ)りに踊り狂うとき...
夏目漱石 「虞美人草」
...ジャズに踊り狂う一座に入って居たら...
野村胡堂 「踊る美人像」
...さながら空中に踊り狂うとばかり...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...前にもましてまた猛烈に踊り狂うのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その骨と骨を鳴らし乍ら夜と共に踊り狂う様は...
野村胡堂 「死の舞踏」
...踊り狂う佐良井の身体(からだ)は...
野村胡堂 「死の舞踏」
...96舞い男――イスラム教の教団の一つに歓喜して踊り狂うことによって神との合一の三昧境(さんまいきょう)を現出しようとするのがあるが...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...夜五更(こう)になれば変化(へんげ)出て踊り狂う...
南方熊楠 「十二支考」
...踊り狂う人波で自動車も電車も通らないとの事だが...
横光利一 「欧洲紀行」
...毎年このあたりの通りは踊り狂う群衆で...
横光利一 「旅愁」
...踊り狂う雪足の紊れながらも...
横光利一 「旅愁」
...踊り狂うのである...
蘭郁二郎 「鱗粉」
...一緒になつて踊り狂うた茂作爺は...
若山牧水 「水郷めぐり」
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