例文・使い方一覧でみる「路」の意味

...幾日の荒々しい海路からここに来て見ると... 幾日の荒々しい海路からここに来て見るとの読み方
有島武郎「或る女」

...なほ路を急ぎけるほどに... なほ路を急ぎけるほどにの読み方
巌谷小波「こがね丸」

...壱岐殿坂の中途を左へ真砂町（まさごちょう）へ上るダラダラ坂を登り切った左側の路次裏の何とかいう下宿へ移ってから緑雨は俄（にわか）に落魄（おちぶ）れた... 壱岐殿坂の中途を左へ真砂町へ上るダラダラ坂を登り切った左側の路次裏の何とかいう下宿へ移ってから緑雨は俄に落魄れたの読み方
内田魯庵「斎藤緑雨」

...どっちへ行ってよいかわからぬ四馬路（すまろ）の濃い霧の中を... どっちへ行ってよいかわからぬ四馬路の濃い霧の中をの読み方
海野十三「見えざる敵」

...新しい道路ができたり... 新しい道路ができたりの読み方
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン　Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳「青年に訴う」

...ズク（屑（くず）鉄）やコークスの積んである路地を通るのだが... ズク鉄）やコークスの積んである路地を通るのだがの読み方
高見順「いやな感じ」

...歩めば遠き十里の郷路... 歩めば遠き十里の郷路の読み方
高山樗牛「瀧口入道」

...路の高低などが一致しなくつて... 路の高低などが一致しなくつての読み方
田山録弥「初冬の記事」

...上野広小路の方へ... 上野広小路の方への読み方
豊島与志雄「椎の木」

...小路は小屋や物置きなどの建物の間に細長く続いていて... 小路は小屋や物置きなどの建物の間に細長く続いていての読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...変な様子をして市門の方へ街路を歩いて行くマリユスの姿を認めた...
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...（孔子の弟子の子路のこと）それはなんたる言であるのか... それはなんたる言であるのかの読み方
蜷川新「天皇」

...死骸を路地の出口へ移し... 死骸を路地の出口へ移しの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...これまで私の思考が流れてきた水路からかけ離れている点だ... これまで私の思考が流れてきた水路からかけ離れている点だの読み方
Ａ. ブラックウッド　A. Blackwood The Creative CAT 訳「盗聴者」

...山水が路上を流れてある所はすぐ河原になる... 山水が路上を流れてある所はすぐ河原になるの読み方
柳田国男「峠に関する二、三の考察」