...彼女は食器の跡始末を怠らない...
...昨日のパーティで跡始末を手伝ってくれたらしい...
...試験前には必ず机周りの跡始末をするように...
...警察が犯人の跡始末を調べている...
...試合後、スタジアムの跡始末をするボランティアを募集中...
...跡始末のために忙(せわ)しく右往左往する船員の邪魔になりながら...
有島武郎 「或る女」
...借金の跡始末の外に何の用事もない主人は...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...またその跡始末でここ二三日滅多に在宅しないと云ふので...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...家の跡始末なぞを...
橘外男 「仁王門」
...遂に病魔に襲われた跡始末であつたろう...
長岡半太郎 「アインシュタイン博士のこと」
...また先日の流鏑馬(やぶさめ)の催しについての跡始末やなにかの相談もあるのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...この跡始末は俺がしてやる」彦兵衞は亂醉して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...跡始末(あとしまつ)をしたことだらう――外れた踏板を直して置きさへすれば宜かつたのだ」「その曲者は誰です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...宜しく頼むぞ」同心久良山三五郎はこの跡始末を確(しか)と平次に頼んだのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...忠左衞門は大袈裟(おほげさ)などんど燒の跡始末を心配して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...跡始末がもっと大切なんだからね」藤原は...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...早朝の荷役のときには、さびしい未明から、一人で、組内の仲仕を起してまわり、仕事の段取りも、跡始末も、率先してやった...
火野葦平 「花と龍」
...飲み食いの跡始末まで...
火野葦平 「花と龍」
......
堀辰雄 「鳥料理」
...その跡始末と勘定はわたくしがいたします...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...きょうは織田家の跡始末を議する会議地と目されている...
吉川英治 「新書太閤記」
...網の跡始末をしてゐるのはほんの二三の老人たちであつた...
若山牧水 「鴉と正覺坊」
...そこで跡始末は賢明な京都所司代板倉勝重によってなされたのであるが...
和辻哲郎 「鎖国」
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