...そして激しい怒りで室の上で足ぶみをし...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...再び村々へ足ぶみさせぬように難詰し糾問すべく押しかけた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...男女(をとこをんな)は夢の野にすずろ往くかに足ぶみの音もしめりて...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...ひとところで足ぶみしながら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...何を怒るのさ?トレープレフ 沢山です! 幕だ! 幕をおろせったら! (とんと足ぶみして)幕だ! (幕おりる)失礼しました! 芝居を書いたり...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...それにあわせて足ぶみをさせ...
壺井栄 「二十四の瞳」
......
中里介山 「大菩薩峠」
...おきつ邊かつ鳴る海青なぎ今手に動ずる胸をおせば哀愁ことごと浮び出でてたぎつ瀬涙の八千尋沼ああ世は神祕の影にみちて興ある歌もつ子等もあるに何をか若きに眉根ひそめ執着泣くべくえ堪へんや例へば人あり花に醉ひて秋雲流るる夕づつに樂觀すぎしを思ふ如く足ぶみせんなき煩ひかや信なき一人に戀しさで今年もさびしう春は行きぬ...
萩原朔太郎 「ゆく春」
...足ぶみをしきりにして...
火野葦平 「花と龍」
...ベンジャミンは 足ぶみして...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
...二度と足ぶみをしないとまで思いつめてしまったのだった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...見ておいで」と足ぶみをして言(い)いました...
宮沢賢治 「貝の火」
...足ぶみの音それからまるでそこら中の鳥も飛びあがるようなどっと起るわらい声...
宮沢賢治 「虔十公園林」
...足ぶみの音それからまるでそこら中の鳥も飛びあがるやうなどっと起るわらひ声...
宮沢賢治 「虔十公園林」
...さっきの石の上で小さく足ぶみしながらまだ待っていた...
「赤い貨車」
...足ぶみも出来ないはず――と...
吉川英治 「平の将門」
...そういう所へ足ぶみするのは...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...全体の足ぶみだけがある理由はなかった...
吉川英治 「源頼朝」
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