...わたくしは起き抜けに肩掛け(ショール)を巻き付け...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...僕は起き抜けのまま...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...朝起き抜けに浜辺を歩いた時...
夏目漱石 「行人」
...実の熟する時分は起き抜けに背戸(せど)を出て落ちた奴を拾ってきて...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...「起き抜けにどこへ行っていらしったの」と云いながら奥から出て来た...
夏目漱石 「門」
...その時は起き抜けに...
夏目漱石 「門」
...こんな快適な朝――起き抜けの平次を待ち構えているのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今朝起き抜けに、おいち婆さんが迎えにきた...
正岡容 「寄席」
...何の気もなく起き抜けに奥の物置へ掃除の道具を取りに行こうと思うとこれなんでさ」大勢の者は...
吉川英治 「江戸三国志」
...また起き抜け早々...
吉川英治 「江戸三国志」
...うつろの館起き抜けに...
吉川英治 「平の将門」
...起き抜けだというのに...
吉川英治 「平の将門」
...または岡ッ引の起き抜け千里などと申して...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...お奉行はまだ――」「まだお住居(すまい)のほうだろうよ」「折り入って眼八が申し上げたいことがあって起き抜けにまいりましたと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...とにかく蒼惶(そうこう)として起き抜けに代官屋敷へやってきたわけ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...長年欠かさない習慣だった起き抜けの薄化粧もいつかしなくなっていた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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