...彼女の出演するドラマは見ようと思えば見られるけど、ついつい贔屓目になってしまう...
...彼女は弟がいるので、野球の試合で贔屓目にならざるを得ない...
...ミュージシャンの中でも、彼女は特に贔屓目に聴いている...
...山田選手が出る試合は必ず応援に行くけど、贔屓目になりすぎないようにする...
...政治家を応援するのは構わないけど、贔屓目になりすぎると公正性が失われる...
...ヨセフはどう贔屓目(ひいきめ)に見ても...
芥川龍之介 「西方の人」
...)しかし先生の短歌や俳句は如何に贔屓目(ひいきめ)に見るとしても...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...少しも贔屓目(ひいきめ)を附けず...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...どう贔屓目(ひいきめ)に見ても人の注意を惹かずに済むとは考えられないのであったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...贔屓目(ひいきめ)に見ても翻訳は版画である...
戸川秋骨 「翻訳製造株式会社」
...贔屓目(ひいきめ)にも怜悧な犬ではなかった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...どう贔屓目(ひいきめ)に見ようとしても...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは悪い青墨の場合であると私は贔屓目に考えている...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...と贔屓目にいえば...
中谷宇吉郎 「百科事典美談」
...自分を他人扱いに観察した贔屓目(ひいきめ)なしの真相から割り出して考えると...
夏目漱石 「坑夫」
...どう贔屓目(ひいきめ)に見ても...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それはわたしの贔屓目(ひいきめ)がそう言わせるのではない...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...贔屓目(ひいきめ)は妙なものにて...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...これは親の贔屓目(ひいきめ)ばかりではあるまい...
森鴎外 「安井夫人」
...どう贔屓目(ひいきめ)に見ましても金吾の一命...
吉川英治 「江戸三国志」
...どう贔屓目(ひいきめ)に見ても...
吉川英治 「剣難女難」
...どう贔屓目に見ても褒められたことではない...
吉川英治 「三国志」
...幾ぶん贔屓目(ひいきめ)があるとしても...
吉川英治 「新書太閤記」
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