...一人五円ずつ費やすものと定むるときは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...坑で費やす時間は平均で8時間から9時間である...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...なお明治以後の俳句がいかに季題を取り扱おうとしているかということについて簡単に一言を費やすつもりですが...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...しばらく絵筆をすてて物に親しむ事に多くの時を費やす必要がある...
寺田寅彦 「二科会展覧会雑感」
...早朝忘我の一時間を菊の手入れに費やすは一種の「さび」でないとは言われない...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...それからあちらこちらの往復に電車で費やす時間を利用してともかくも一度読了した...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...書物の上に自分の名前を見るために金を費やす理由がよくわからなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...多くの善事をなし得てあまりあるほどの金と時間と労力とを費やす...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ここに彼について一言費やすのもむだではあるまい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...進歩はむだに費やすべき時間を持たない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...残りの秋の日を土の上に費やすべく...
夏目漱石 「明暗」
...かえってそのために費やす時間の方が惜しくなって来て...
夏目漱石 「門」
...この論法の欠陥を示すために多言を費やす必要はないであろう...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...これがため労するところの力と費やすところの金とに比すれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...普請に金を費やす者あり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...三日を費やすことになり...
牧野信一 「湖の夢」
...説教家は職掌がら準備のために欲するだけの時を費やすことが許されるし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...――あんな者に労を費やすよりは...
吉川英治 「三国志」
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