例文・使い方一覧でみる「貧書生」の意味
スポンサーリンク...今日の貧書生が他日王侯の富を擁することもわけはないのである... 
大隈重信 「青年の天下」
...私たち貧書生はたいていこの立見席の定連（じょうれん）で...
太宰治 「惜別」
...見るからにむさくるしい一介の貧書生に...
太宰治 「惜別」
...私のような謂（い）わば一介の貧書生に...
太宰治 「善蔵を思う」
...魚容という名の貧書生がいた...
太宰治 「竹青」
...私のやうな一物もない貧書生に娘を與へて...
太宰治 「當選の日」
...自分は昔に変らない一介の貧書生...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...貧書生等は唯驚くのみ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...しかしその「貧書生」らこそ「――それから後は塾中にエレキトルの説が面目を新にして...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...御承知の通り学校を出たばかりでまだ一定の職業もなにもない貧書生だが...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...貧書生が「われに万両の金あれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...実に貧書生の胆（きも）を潰（つぶ）すばかり...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...併（しか）しこんな結構なものは貧書生の手に得らるゝものでない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...一見看（み）る影（かげ）もない貧書生でありながら...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...その実福田友作（ふくだともさく）は着のみ着のままの貧書生たりしなり...
福田英子 「妾の半生涯」
...とにかく三十円の身元金などは貧書生に思ひもよらんので...
正岡子規 「病牀六尺」
...また帝王の意向を論ずる貧書生から...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...押しなべて彼らは一様な貧書生であった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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