...恰も見えない楽人を賞讃するやうに...
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「「ケルトの薄明」より」
...イーストレークがその趣味と実益とを大いに賞讃するであろうと思われる程...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...汝を讃するの辭なきに苦しまざるものあらむ...
石川啄木 「葬列」
...それは必要以上に賞讃することよりもっと悪い...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...ともにヘンリー王の事跡として文明諸国の賞讃する処となれり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...従ってこの蓬莱島にあってはおのずからその風景を礼讃する傾きが生じて来て...
高浜虚子 「俳句への道」
...陳腐を礼讃するものではない...
高浜虚子 「俳句への道」
...地方の新聞には彼の苦学力行を賞讃する大きな記事が出た...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...かれはかれの後半生を仏の功徳(くどく)を讃するために用ゐることを悔いなかつた...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...同じ暗黒を分有することは賞讃するの権利を与えてくれるだろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...同時に慇懃にその演奏を賞讃するのでした...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...多く賞讃するに足るものなきに至りぬ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...しかも相手は蓉子が僕の前でさえときどき賞讃する米倉以外の誰であり得るんだ?」「僕は夫になったこともなし...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...「さらば」を絶讃する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...礼讃すれば礼讃するだけ...
正岡容 「小説 圓朝」
...賞讃するようなむやみなことを云って...
山本周五郎 「半之助祝言」
...病的幻覚錯覚に深入りし礼讃する趣味...
夢野久作 「甲賀三郎氏に答う」
...世人の賞讃すると謗るとは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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