...靜かに讀書し思索し戀愛し團欒し休息し安眠するが爲に住宅の功を起すのである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...中々讀書や仕事に手がつくところまでは漕ぎつけ難い...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...終日讀書ができて...
石川三四郎 「浪」
...一日の慰安は讀書を主とし...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...全體に讀書力が進んでをる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...縫物の殘りの袖をつけてしまつて其夜は自分の部屋に引込んで机の前に坐つて讀書をした...
高濱虚子 「俳諧師」
...毎日五時間は必ず讀書若くは創作を試むることゝして三四日は一圖に勉強した...
高濱虚子 「俳諧師」
...よる學校の中の圖書館の廣い讀書室の一隅で...
恒藤恭 「學生時代の菊池寛」
...春陽堂)その序の中に『著者の心と讀者の心と調を一にせぬなら讀書の效用が無い...
土井晩翠 「「雨の降る日は天氣が惡い」序」
...讀書人も十分に戰爭の中にゐるのだつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...讀書に靜かな宵をすごした時のことを? それから...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...漢書藝文志・隋書經籍志・新唐書藝文志・唐四庫書目・宋史藝文志・崇文總目・鄭樵の藝文略・晁氏の讀書志・文獻通考の經籍考の各目録につき...
内藤湖南 「支那目録學」
...讀書敏求記を一層精細にしたやうなもので...
内藤湖南 「支那目録學」
...與謝野君はいざ此の擧を汎く世の讀書家に告ぐべしとて...
永井荷風 「鴎外全集刊行の記」
...讀書なども少しづつしてゐたらしいが*...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...これは讀書人(どくしよじん)でも同(おな)じ事(こと)である...
森鴎外 「寒山拾得」
...これは、一般讀書人が、まだまだ、大衆文學の外形だけを見て、内面にまで深く讀み込んでゐなかつた、過渡期の據言である...
吉川英治 「折々の記」
...怠らない讀書と良識の涵養とか...
吉川英治 「折々の記」
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