...ハイネは「流謫(るたく)の神々」の中に十字架に逐(お)はれたギリシアの神々の西洋の片田舎に住んでゐることを書いた...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...御身の謫官(てきくわん)たるをつゝしみたもふゆゑなり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...○高辻の御庭の桜枯(かれ)たりときゝ玉ひて「梅は飛桜はかるゝ世の中に松ばかりこそつれなかりけれ」○さて太宰府に謫居(てききよ)し給ふ事三年(みとせ)にして延喜三年正月の頃より 御心例(れい)ならず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...自分で自分に押しつけた名目不分明な流謫生活を...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...讒者の為に西海に謫せらる...
太宰治 「津軽」
...流謫(るたく)脱奔したる者を...
直木三十五 「南国太平記」
...遥かヤルート島へ流謫(るたく)され...
中島敦 「光と風と夢」
...いわば喧嘩(けんか)を売られたに過ぎぬのだから)が千浬(カイリ)離れた孤島に流謫(るたく)され...
中島敦 「光と風と夢」
...夫人は出獄すると直ぐ夫の後を追うてパリーの謫居(たくきょ)に赴き...
穂積陳重 「法窓夜話」
...それらの流謫(るたく)の神々にいたく同情し...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...エブリスはシムナーンに謫居(たっきょ)した...
南方熊楠 「十二支考」
...自身の流謫的境遇を何故そのようなものとして...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そういう芸術家にとって真に自分を見出させる流謫の形が...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...謫天(たくてん)の三人を目して新文界の批評家とせしことあり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...四年謫(たく)せられて越後國高田に往き...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...馬来は流謫地という意味だそうだ...
横光利一 「欧洲紀行」
...出発するとしようか」流謫(るたく)の公文を持った小役人二人が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...気づかいなくいうがよい」「裏方の玉日様が……」「玉日が?」「お師さまの御流謫(ごるたく)の後は...
吉川英治 「親鸞」
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