...それで諺に、「海人だから自分の物ゆえに泣くのだ」というのです...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...日本の古い俚諺(りげん)に「見えはる男には惚(ほ)れられぬ...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...今に諺に「雉の頓(ヒタ)使い」と云う本是なりと...
高木敏雄 「比較神話学」
...世俗の諺(ことわざ)なりしが...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...この諺ごっこというのは...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...世の諺にも話が下掛(しもがか)ってくるともう御仕舞(おしま)いだという...
永井荷風 「裸体談義」
...東男(あずまおとこ)に京女(きょうおんな)という諺(ことわざ)はいつごろから出来たものか知らないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...知らぬが仏(ほとけ)という諺(ことわざ)がまさにこの場合の彼女をよく説明していた...
夏目漱石 「明暗」
...俗諺(ぞくげん)にいう...
新渡戸稲造 「自警録」
...諺にも、死人(しびと)じゃ垣根にもならないというじゃありませんか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...諺に云ふ通り命の物だねなれば...
福澤諭吉 「養生の心得」
...唖子ノ一夢ヲ得ルガ如ク云々の諺を...
牧野信一 「大正十五年の文壇及び劇団に就て語る」
......
牧野富太郎 「植物一日一題」
...西諺に、空を飛ぶ鷲と、岩を這ふ蛇と、大海を渡る船と、男が入れた此四つの跡は知れ難いとは十分の道理あり(Mouchot,‘Dictionnaire de l'Amour,’ Troyes, 1811, p. 21)...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...(被告)女慧しゅうして牛売りそこね(判決)こういった諺はみんな男が作ったものなんです...
宮本百合子 「家庭裁判」
...恋の山には孔子も倒れるという諺(ことわざ)をほんとうにして見せようとするふうな熱意のある手紙を書いているのも源氏にはおもしろく思われた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...下界の緑の道を手を引き合って一しょに歩かぬと言う諺は8755古いけれど...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...「烏がオノリを踏んだような足をしている」などという諺(ことわざ)も...
柳田国男 「木綿以前の事」
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