...人情の軽薄を諷刺した諺であるが...
青木正児 「九年母」
...もしお前が蜘蛛の諺の嘘だといふ説明を聞きたかつたら...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...かれ今に諺に雉子の頓使(ひたづかひ)一八といふ本これなり...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...人事についても満は損を招くとの諺(ことわざ)はこれがためである...
夏目漱石 「草枕」
...流俗の諺(ことわざ)に降参して...
夏目漱石 「それから」
...片月見をすると悲しいことがあるといふ古い諺にとらはれて...
長谷川時雨 「おとづれ」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...諺にも蓼喰う虫も何とやらと言いますからね...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「そら、諺にもいうだろ、惚れて通えば千里も一里ってね!」そう言って彼は無縁帽(カルツーズ)をぬぎながら、「今この側を通ると、窓に灯りが見えるじゃないか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...諺(ことわざ)がござるに――」平馬が...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...タミル語の諺に「全村の吉凶を予告する蜥蜴が汁鍋に堕(お)ちた」というは...
南方熊楠 「十二支考」
...最大の物識り必ずしも最大の賢者にあらざる(中世の諺)ことを知った...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それ以来この語はギリシアでは諺(ことわざ)となった」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それでこの郡の諺(ことわざ)にも...
柳田國男 「食料名彙」
...「でえしでんぼの跡隠し」という諺(ことわざ)もあるそうです(小谷口碑集)...
柳田國男 「日本の伝説」
...また眼の前に入用のない事物や諺(ことわざ)を覚え...
柳田国男 「年中行事覚書」
...至って平和なる里中にも親に似ぬ子は鬼子という俚諺(りげん)は...
柳田国男 「山の人生」
...“運(うん)と岩茸(いわたけ)は危(あぶ)ない所にある――”という木曾地方の俚諺(りげん)なども...
吉川英治 「随筆 新平家」
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