...われわれは肉欲の一つの形式を恥じることなく自由に論じるが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...そして事情の許す限りは物質を空隙のないコンチニウムと見做す事によってその運動や変形を数学的に論じる事が出来た...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...今この根拠の是非に就いて論じることは避けよう...
戸坂潤 「科学方法論」
...認識一般の方法を論じる場合を指すことが多い...
戸坂潤 「科学論」
...それだけの理由によってそれが観念論であるとか無いとかを論じることは出来ない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...社会現象としては論じるまでもなく明らかなことだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...そうした人身問題に就いて論じることは何よりムツかしいことである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...特にスター・システム下のスターの不自由だけを論じるには当らぬという者もいたが(読売新聞の匿名評論氏)...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...だから現在インテリゲンチャが自らインテリゲンチャを論じるに際して知らず知らずに採用する立場はこの文学的自由主義乃至文学主義であらざるを得ない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...併し別に論じるべきだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...いずれも広義の認識を論じる広義の認識論にとっては重大課題だ(私は之を後に逐章論じて行こう)...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...或る評論家は科学的精神を論じるに科学的体験を必要とするというような意味のことを説いたが...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...「天皇の退位を論じる人間は...
蜷川新 「天皇」
...單に一時代の思潮流行と隔絶して居るからだと消極的に論じるのは誤りで...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...何か大胆なカトリックの教義にふれるような問題を論じる時には...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...論じるなんて醜いことだ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...その母性を失わしめると論じるのも理由のないことで...
与謝野晶子 「「女らしさ」とは何か」
...飲みながら論じるのさ」と...
吉川英治 「随筆 新平家」
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