...そうして世界の可死を論じるために水や空気や火の輪廻(りんね)を引用して種々の地文学的の問題に触れている...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...即ち運動を現象として論じる運動学の運動は可能的である...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...従って又質を論じる数学であると述べ...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...直線上のかの一点を除いた凡ての点を数に対応せしめて之を数と全く同様に論じることが出来る筈である...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...今論じる機会ではない...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...それだけの理由によってそれが観念論であるとか無いとかを論じることは出来ない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...シェストーフその人を論じる資格が充分あるとは考えていない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...上高地に於て山の美を論じるにしても(田部重治氏式な無限・崇高・超俗・等々の礼賛に不満な著者は...
戸坂潤 「読書法」
...だから現在インテリゲンチャが自らインテリゲンチャを論じるに際して知らず知らずに採用する立場はこの文学的自由主義乃至文学主義であらざるを得ない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...いずれも広義の認識を論じる広義の認識論にとっては重大課題だ(私は之を後に逐章論じて行こう)...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...私は、女と、食物を、論じると同時に、対支貿易と、到来すべき世界的ダンピングも論じるであろうし、小春治兵衛を説くと共に、島徳七氏について云うかもしれない...
直木三十五 「大阪を歩く」
...芦原英了来り又々論じる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その母性を失わしめると論じるのも理由のないことで...
与謝野晶子 「「女らしさ」とは何か」
...醉へば論じるしか能がないのかと思つた文春の池島信平すらも...
吉川英治 「折々の記」
...飲みながら論じるのさ」と...
吉川英治 「随筆 新平家」
...画として論じるならば...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...そんな児戯に類したもののあるなしを論じるだけでも恥かしい)と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それは『ネクロノミコン』の狂える著者すら論じるのを避けた場所だ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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