...軍隊で上官から下士官への命令に対し「諒解」と返事をする...
...会議の議事録をまとめる際に、「諒解しました」という文言がしばしば使われる...
...受け取ったメッセージや依頼に対し、「了解しました」と同義で「諒解いたしました」と返信することがある...
...アナウンスなどで、営業時間やサービス内容の変更を伝えた際に、最後に「ご諒解のほど、よろしくお願いいたします」と説明文を締めることがある...
...事前に何らの諒解を求められなかつたということである...
伊丹万作 「戦争責任者の問題」
...司令官もよく諒解(りょうかい)せられ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...それでもドレゴの申出を諒解してここでは話もならぬからといって...
海野十三 「地球発狂事件」
...それを諒解(りょうかい)するには...
海野十三 「地球要塞」
...その同盟国たる英国の人民に最も能(よ)く諒解せられなければならぬ...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...ただその諒解を得る事に我から進んで終始意を用いなければならぬというのである...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...オ互ニ諒解ガ出来テイルノデハナイデショウカ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...尤もそないするのんには二人が完全に諒解(りょうかい)し合うて...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...わたしには到底(とうてい)これを諒解することが出来ない...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...「朝田大尉は容易に諒解せず...
戸坂潤 「社会時評」
...大量生産化等々凡て諒解できる語彙である...
中井正一 「「壇」の解体」
...あれほどの諒解を得ているのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...明瞭に諒解がつき...
中里介山 「大菩薩峠」
...五十七こうして、三傑が額を鳩(あつ)めて密談いよよ酣(たけな)わにして、いつ果つべしとも見えない時分、次の間から、恐る恐る三太夫の声として、「申し上げます、只今、山科の骨董商(こっとうしょう)が参上仕りましたが、いかが取計らいましょうや」「ははあ、来たそうだ、これへ通せ」岩倉も、大久保も、諒解して、いま来訪して来たという山科の骨董商なるものを、この密談の席へ入れるらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...それまでのドイツなどの婦人運動が単純に「男と同権」の女だけ考えて来たのにケイは男とはちがう婦人の権利を諒解しはじめたという点では...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...裁判所連の諒解を得た...
夢野久作 「爆弾太平記」
...泊れ、泊れと、夫婦(ふたり)してすすめるのを謝して、武松は深更に帰って行ったが、あくる朝、眼をさましてから、ゆうべ酒の上で兄夫婦と約束して帰ったことを思い出し、さっそく県役署の知事室へ行き、知事に会って、諒解を求めた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...京奉行所の諒解をえて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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