...時々藤村調の新體詩などを作つてゐた...
石川啄木 「札幌」
...絶間(たえま)もない単調の波動を伝へて...
石川啄木 「病院の窓」
...予の最も好きな淡雅な味いと情調の潤いとが...
伊藤左千夫 「歌の潤い」
...その淡然たる声調の上に何処ともなく...
伊藤左千夫 「歌の潤い」
...それにつれて演出される格調の高いあの能楽の舞台面が多いのです...
上村松園 「謡曲と画題」
...粗末ながらも新調の花環を操縦室(キャッブ)の天井へブラ下げて...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...其処に辛うじて運んで来たらしいのは昼間見たその新調の喞筒である...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...特に漢文調の熟語や術語がそういう場合の役に立っているように見える...
戸坂潤 「思想としての文学」
...アリョーシャにはその俗な発声と語調の抑揚とは...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...バッハのロ短調の大弥撤と日を同じうして語るに足るものもあるまいと思う...
野村胡堂 「楽聖物語」
...むしろその正反対なる厳粛端麗なる理智的格調の美に長所を有するので...
萩原朔太郎 「蒲原有明に帰れ」
...全力をあげて保護してやるから安心しなさい」と浪花節調の裏枯声で言った...
久生十蘭 「あなたも私も」
...バッハのト短調の遁走曲(フウグ)らしかった...
堀辰雄 「美しい村」
...初めて、新調の羽織、袴を着て出かけることが滝野を可成り嬉しがらせた...
牧野信一 「蝉」
...かくの如くして元義の名はその万葉調の歌と共に当時衆愚の嘲笑の裏(うち)に葬られ今は全く世人に忘られ了らんとす...
正岡子規 「墨汁一滴」
...さらに遥かにドウドウドウと急調の太鼓の響...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...綜合の排列情調の動揺若くはその突感の差異分裂の顫動(せんどう)度合の対立的要素から感覚が閃き出し...
横光利一 「新感覚論」
...かくして平和な協調の望は全然不可能となった...
和辻哲郎 「鎖国」
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