...後々までも語り草になりますやうな事が...
芥川龍之介 「地獄變」
...凡庸のわざは空高くかかげらる!――『こは古き語り草なれど...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...今でも人の語り草になつてゐるやうでございます...
太宰治 「右大臣実朝」
...その後ながいあいだの火消したちの語り草であった...
太宰治 「ロマネスク」
...後の世の語り草にもと老眼の脂(やに)を拭いつゝ書き留めておくと云うのであって...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...綾之助貞淑の床しい語り草とも残された...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
......
波立一 「夜明の集会」
...いかにも味のある話だによって、のちの語り草に、ひとつ引きうけてやろう...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...後世の語り草として...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「バブル崩壊」
...女史のことは最早語り草にもならなくなったほどに影が薄くなり...
正宗白鳥 「軽井沢にて」
...後の世の語り草になるのは十五人そこそこである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...すなわちただこの時代にあってこういう語り草がもてはやされたことを...
柳田国男 「木綿以前の事」
...後に、語り草として、世の人はみなこういった...
吉川英治 「三国志」
...以前の貧苦を語り草に...
吉川英治 「新書太閤記」
...こういう語り草さえ残っている...
吉川英治 「新書太閤記」
...後に古老の語り草にもいわれたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...まだ語り草となっているほど...
吉川英治 「新書太閤記」
...語り草にしたことには...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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