...この国の市が多く誇らしいことにも気をつけよう力強い苦労の成果が町から町へぎざぎざした絶壁がうねりそびえるそして河は古代の壁の下を滑る...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...これまでのお前さんの誇らしいものを...
薄田泣菫 「独楽園」
...多くのわずらわしい騒音も音楽と聞こえる――それはわれわれの生活の卑賤に対する誇らしい...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...彼等の「苦悩」は一種純真に誇らしい貴い苦悩とされ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...私は少なからず誇らしい気持になる...
外村繁 「澪標」
...誇らしい石の台座からよほど以前にずり落ちたわたしの魂が跪いてさう申します...
富永太郎 「癲狂院外景」
...なにか誇らしいものと感ぜられたのである...
豊島与志雄 「塩花」
...村の法廷で自分の席につく時と同樣の誇らしい自覺をもって...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...父兄たちの誇らしい話題になっていた...
中村地平 「霧の蕃社」
...松次郎はもう二度ばかり門附(かどづ)けに行ったことがあるので、一向平気だったが、始めての木之助は恥(はずか)しいような、誇らしいような、心配なような、妙な気持だった...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...何という誇らしいことでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親しく口をきいた男も無かつたやうです」身内の一人の鐵之助が少しは誇らしい心持らしく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...誇らしい調子で書いてあった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...誇らしい態度が却つて抵抗しがたく人を惹きつけるのだ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...誇らしいとか公明正大だとかは今まで何も報道されていない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...ずっと誇らしいよ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...嬉しいやら誇らしいやら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...その顔には誇らしい自尊心と...
山本周五郎 「青べか物語」
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