...歳に一たびは加特力(カトリコオ)の御寺(みてら)に詣でゝ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...遊びの心で参詣ではあるまい...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...ひそかに男山の八幡宮に詣でて...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...所得――銭四十四銭に米一升三合午後は東御嶽観音様へ詣でる...
種田山頭火 「行乞記」
...靖国神社へ詣でる遺児部隊...
種田山頭火 「其中日記」
...明治大帝御野立所お姿たふとくも大杉そそり立つ木曽はいま芽ぶくさかりのしぐれして母子(オヤコ)それ/″\薪を負うて山から戻る・たまたま詣でゝ木曽は花まつり五月七日曇――雨――曇...
種田山頭火 「旅日記」
...わたくしの竹生島詣では...
中里介山 「大菩薩峠」
...法然が天王寺に詣でた時...
中里介山 「法然行伝」
...おくつきに詣でゝかくの如樒の枝は手向くべくなりにし君は悲しきろかも笥にもりてたむくる水はなき人のうまらにきこす水にかもあらむ廿五日...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...勇ましいあんちゃんたちの参詣で...
野村胡堂 「胡堂百話」
...わが草木とならん日にたれかは知らむ敗亡の歴史を墓に刻むべきわれは飢ゑたりとこしへに過失を人も許せかし過失を父も許せかしこれは彼がそのほど故郷に歸つて父の墓に詣でたをりの偶作で...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...村民が神に詣で名を嬰児に命ずる式すら挙げ得ざるも酷(ひど)し...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...これは大勢で川崎の大師に詣でた時で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...須崎町弘福寺(こうふくじ)にある先考の墓に詣でた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...京より三山に詣でるには...
柳田國男 「地名の研究」
...また宵のうちから神詣でをする風習があるか...
柳田国男 「年中行事覚書」
...大廟(たいびょう)に詣でられて...
吉川英治 「三国志」
...父や家来と共に鎌倉の英勝寺(えいしょうじ)へ詣でた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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