...先生から評語をもらった...
...評語の内容が悪いと腹を立てた...
...この映画の評語はよくないようだ...
...彼女は飲み物の味についての評語を述べた...
...八時頃より初めて、詠出、互撰、評語、終れるは子の刻も過ぎつる頃と覚ゆ...
石川啄木 「閑天地」
...中学を卒業したかそこらの無名の青年の文章まで一々批点を加えたり評語を施こしたりして細(つぶ)さに味わった...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...また共産主義者と種々の反對黨との關係についての評語(第四章)は...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...「信無ければなり」との評語を着けて結んでいるが...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...Summa cum laude といふ最高等の評語を以て合格した...
丘浅次郎 「落第と退校」
...乳母(うば)とピーターとの來(きた)るを見附(みつ)けての評語(ひゃうご)とも...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...何と云っても一つの価値的評語であり倫理的な観念に帰せられているということが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...その頃刊行せられた日本人の詩文集にして何氏の題字や序または評語を載せないものは殆どない...
永井荷風 「十九の秋」
...氏の作品に対する上田先生の評語を借りて云へば作家の感激の背面には過去の『文明』が横つてゐるのである...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...評語を書きつけたりしたのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...「実際珍らしい男です」と主人も評語を添えた...
夏目漱石 「門」
...宗助は主人の評語を...
夏目漱石 「門」
...その点で頗る適切な評語である...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...技巧に於いてはすぐれて来た」といふような評語は...
平林初之輔 「政治的価値と芸術的価値」
...しかして余はその折も今日もこの評語に団十郎を除きてはの数語を加ふることを躇(ちゅうちょ)せず...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...評語には「茶山曰」と書してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは※斎(かんさい)詩集に阿部侯棕軒(そうけん)の評語批圏のあることを言つたが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そこで亀田鵬斎がかう云ふ評語を下した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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