例文・使い方一覧でみる「計らい」の意味
スポンサーリンク...シヅ子の取計らいで... 
太宰治 「人間失格」
...故人生前の意志どおりに御取り計らい下さいますれば...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...お考え通りに取計らいましたのです...
豊島与志雄 「立札」
...御老女の手許までお世話を頼んだのは拙者の計らい...
中里介山 「大菩薩峠」
...万事は金助の取計らいであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが話に出るように私が計らいます...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...三つに裂いて、時を見計らい、シャレに渡すつもりだな...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...少納言の計らいに敬意が表されるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...実子の姫君であったならこんな物狂わしい計らいはしないであろうと思われる...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...院にいることがどこにいるよりも好きになるようにとお計らいになったのであって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そこに匿（かく）れた仏の計らいがあるのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...可疑（いか）がわしい銀行の地下室に預けるよりも安全確実と信じましたからかように計らいました次第であります...
夢野久作 「暗黒公使」
...見つからないはずといったのは、わしの計らいで、あの藁葺御堂（わらぶきみどう）の観音堂の内に、こないだ中から、そっと寝かせておいたわけさ」「ああ、では、あの御扉（みとびら）のうちに寝かされておりましたのか...
吉川英治 「私本太平記」
...円満な計らいをつけてつかわす――...
吉川英治 「私本太平記」
...そちの計らいか」「公（おおやけ）でもなく...
吉川英治 「私本太平記」
...まったくは佐々木道誉の計らいによることでございました」「道誉の？」「病のため...
吉川英治 「私本太平記」
...周囲の者の計らいで幾たびか会いに通ってはいたが...
吉川英治 「源頼朝」
...お計らいを仰いでおくように」「かしこまりました」「頼んだぞ」「はい」と...
吉川英治 「源頼朝」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？