...那智山観音堂には、千手観音が安置されています...
...妙義山には、龍神の滝や観音堂など、見どころがたくさんあります...
...粛宗は、士林洞観音堂などの建築物や朝鮮版聖書の翻訳を行った...
...私は時々百人(モモソ)御物参(オモノマイリ)といって百名近くの男子が観音堂などに参詣するのを見たことがあった...
伊波普猷 「私の子供時分」
...兄が見当をつけた場所というのは、観音堂の裏手の、大きな松の木が目印で、そこに広い座敷があったと申すのですが、さて、二人でそこへ行って、探して見ましても、松の木はちゃんとありますけれど、その近所には、家らしい家もなく、まるで狐につままれた様な鹽梅(あんばい)なのですよ...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...公園では浅草寺と観音堂とが残っていた...
田中貢太郎 「死体の匂い」
...観音堂の横手に往こうとして...
田中貢太郎 「水魔」
...仲店(なかみせ)の雑沓(ざつたふ)をも今では少(すこ)しも恐(おそ)れずに観音堂(くわんおんだう)へと急いで...
永井荷風 「すみだ川」
...浅草観音堂(あさくさかんのんどう)のほとりにも名高い銀杏の樹は二株(ふたかぶ)もある...
永井荷風 「日和下駄」
...浅草の観音堂について論ずれば雷門(かみなりもん)は既に焼失(やけう)せてしまったが今なお残る二王門(におうもん)をば仲店(なかみせ)の敷石道から望み見るが如き光景である...
永井荷風 「日和下駄」
...観音堂のある山道の曲り角にあらわれた一人の大男が...
火野葦平 「花と龍」
...……」「もっと珍しいものがありまさあ」観音堂の横を入り...
火野葦平 「花と龍」
...観音堂は吊り道具になっていたらしい...
火野葦平 「花と龍」
...自分はこの観音堂裏の桐畑の家(うち)に運ばれて...
吉川英治 「江戸三国志」
...観音堂の横に腰をおろした...
吉川英治 「大岡越前」
...あの浅草観音堂裏や...
吉川英治 「大岡越前」
...観音堂の方へ走った...
吉川英治 「私本太平記」
...馬頭観音堂の濡れ縁に病葉(わくらば)や塵も払わず腰かけて...
吉川英治 「新書太閤記」
...観音堂を一周りして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...浅草の観音堂だな...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...茅(かや)で屋根の修繕をしている観音堂の坊主たちであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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