例文・使い方一覧でみる「見るまに」の意味
スポンサーリンク...それは見るまに数字で埋まってしまった... 
有島武郎 「星座」
...そのうちになんとなく危げな腰つきだなと見るまに...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...見るまにウィスキーも食べものも...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...あれよあれよと見るまに...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...見るまにまはりを囲こまれた瞬間...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...見るまに悪魔除けの鍾馗様を作り上げてしまうと...
中里介山 「大菩薩峠」
...見るまに大きな一皿を平げて...
中里介山 「大菩薩峠」
...日記帳は見るまに脹れて来た...
原民喜 「焚いてしまふ」
...月光を浴びて乳色に白みながら見るまに濃度を加へて視野遠く広がつた農園の上を音もなく這ひ寄つて来る...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...ひらいたと思ったら見るまにつぼんだ」と例の少ししゃがれたような声で歌い出していたが...
堀辰雄 「幼年時代」
...見るまに群がる敵のあいだをかけ抜けて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それも見るまに褪（あ）せて...
山本周五郎 「青べか物語」
...見るまに下流へ押しながされて行く...
吉川英治 「三国志」
...犬射ノ馬場にて死ぬ日まで肌身に持つて候ひし……」見るまにその形相（ぎょうそう）は怒りにみなぎり...
吉川英治 「私本太平記」
...見るまに、彼の重そうな強槍は、中川隊の士を四、五名突ッかけて、左右に刎（は）ねとばし、なお此方へ奮迅（ふんじん）して来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...見るまに遠くうねうねと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...自分の顔が見るまに四斗樽のように腫（は）れたかと思う...
吉川英治 「宮本武蔵」
...小屋は見るまに、燃えあがった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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