例文・使い方一覧でみる「見たて」の意味


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...肉太文字で書かれた小さな一巻の書物に見たてて...   肉太文字で書かれた小さな一巻の書物に見たてての読み方
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」

...我れ自(みず)から彼を見たてまつらん...   我れ自から彼を見たてまつらんの読み方
内村鑑三 「ヨブ記講演」

...まづ其処を見たてゝ雪をふみかためて角力場(すまうば)のごとくになし...   まづ其処を見たてゝ雪をふみかためて角力場のごとくになしの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...かの削氷を賞味し玉ひたる定家に(拾遺愚艸)「夏ながら秋風たちぬ氷室山こゝにぞ冬をのこすとおもへば」又源の仲正に(千載集)「下たさゆる氷室の山のおそ桜きえのこりたる雪かとぞ見る」この哥氷室山のおそ桜を消残(きえのこ)りたる雪に見たてたる一首の意(こゝろ)...   かの削氷を賞味し玉ひたる定家に「夏ながら秋風たちぬ氷室山こゝにぞ冬をのこすとおもへば」又源の仲正に「下たさゆる氷室の山のおそ桜きえのこりたる雪かとぞ見る」この哥氷室山のおそ桜を消残りたる雪に見たてたる一首の意の読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...ただ一度伯母が袷(あわせ)と羽織を見たててさし上げたのは覚えています...   ただ一度伯母が袷と羽織を見たててさし上げたのは覚えていますの読み方
高浜虚子 「漱石氏と私」

...惑障相隔てて見たてまつること能(あた)はずと雖(いへど)も...   惑障相隔てて見たてまつること能はずと雖もの読み方
高村光太郎 「美の日本的源泉」

...着物や襦袢はこれから柄を見たてて仕立てさせなければいけないのだし...   着物や襦袢はこれから柄を見たてて仕立てさせなければいけないのだしの読み方
太宰治 「帰去来」

...見たてのほやほやだわ」「ほんとう...   見たてのほやほやだわ」「ほんとうの読み方
田中貢太郎 「料理番と婢の姿」

...かたばみ草の実を黄瓜に見たててままごとをしてたらお峰ちやんが「遊びませう」といつてやつてきた...   かたばみ草の実を黄瓜に見たててままごとをしてたらお峰ちやんが「遊びませう」といつてやつてきたの読み方
中勘助 「銀の匙」

...欄間に大蛇が伝うのを見たてえのは...   欄間に大蛇が伝うのを見たてえのはの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...御殿油(おほとなぶら)をちかうかかげて見たてまつり給ふに...   御殿油をちかうかかげて見たてまつり給ふにの読み方
堀辰雄 「黒髮山」

...某の君を見たてて一夜うかれ遊び酒一盃呑むにもあらねば...   某の君を見たてて一夜うかれ遊び酒一盃呑むにもあらねばの読み方
正岡子規 「旅」

...谷底に見たてたりして遊んでいた...   谷底に見たてたりして遊んでいたの読み方
水上滝太郎 「遺産」

...われらは十二使徒と擅(ほしいまま)に見たてしてのわれぼめ...   われらは十二使徒と擅に見たてしてのわれぼめの読み方
森鴎外 「うたかたの記」

...病気の見たてについて彼らの間にあのように絶え間なく論争が見られるわけがない...   病気の見たてについて彼らの間にあのように絶え間なく論争が見られるわけがないの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...最期の様子を見たてまつらんと...   最期の様子を見たてまつらんとの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...名島(なしま)から松ヶ崎の高所を見たてて旗を立て...   名島から松ヶ崎の高所を見たてて旗を立ての読み方
吉川英治 「私本太平記」

...長くかかるだろうという医者の見たてだった...   長くかかるだろうという医者の見たてだったの読み方
吉田甲子太郎 「秋空晴れて」

「見たて」の読みかた

「見たて」の書き方・書き順

いろんなフォントで「見たて」

「見たて」の英語の意味


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