例文・使い方一覧でみる「裡」の意味


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...夢幻の遷転影(せんてんえいり)猶且(なほか)つ煢然(けいぜん)たる永久の覚醒(かくせい)あり...   夢幻の遷転影裡猶且つ煢然たる永久の覚醒ありの読み方
石川啄木 「閑天地」

...しかしその特殊な印象は必ずいつまでもその脳(のうり)に深く残されていることを...   しかしその特殊な印象は必ずいつまでもその脳裡に深く残されていることをの読み方
石原純 「アインシュタイン教授をわが国に迎えて」

...正造独りの胸のでは...   正造独りの胸の裡ではの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...次ページの上図の(一)のような景色が俺の脳に描かれた...   次ページの上図ののような景色が俺の脳裡に描かれたの読み方
高見順 「いやな感じ」

...それから三人前後して濡れた石を踏(ふ)みながら典座寮(てんぞりょう)と書いた懸札(かけふだ)の眼につく庫(くり)から案内を乞(こ)うて座敷へ上った...   それから三人前後して濡れた石を踏みながら典座寮と書いた懸札の眼につく庫裡から案内を乞うて座敷へ上ったの読み方
夏目漱石 「初秋の一日」

...半空(はんくう)から大気の(うち)に溶(と)け込んで碌さんの頭の上へ容赦なく雨と共に落ちてくる...   半空から大気の裡に溶け込んで碌さんの頭の上へ容赦なく雨と共に落ちてくるの読み方
夏目漱石 「二百十日」

...四角な囲炉に夫々相対して向ひ合つてゐた...   四角な囲炉裡に夫々相対して向ひ合つてゐたの読み方
牧野信一 「心象風景」

...想ひのに許されぬ怖ろしい魅惑の夢だ...   想ひの裡に許されぬ怖ろしい魅惑の夢だの読み方
牧野信一 「夜の奇蹟」

...かかる改宗を余儀なくせしめたる官公吏の罪冥々(めいめいり)にはなはだ重し...   かかる改宗を余儀なくせしめたる官公吏の罪冥々裡にはなはだ重しの読み方
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」

...曉風の靜まる迄一睡もなし能はざりし其の夜わが腦に成りし一幕物なり...   曉風の靜まる迄一睡もなし能はざりし其の夜わが腦裡に成りし一幕物なりの読み方
水上瀧太郎 「貝殼追放」

...アンネットのに全然別種な...   アンネットの裡に全然別種なの読み方
宮本百合子 「アンネット」

...いつか自然は人間の(うち)から正しいものを目覚(めざ)ますにちがいない...   いつか自然は人間の裡から正しいものを目覚ますにちがいないの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...頭巾(ずきん)の(うち)から眼をひからして待っていた...   頭巾の裡から眼をひからして待っていたの読み方
吉川英治 「親鸞」

...武蔵は独り心の(うち)で...   武蔵は独り心の裡での読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...又八は庫裏(くりうら)の寝小屋を借りて...   又八は庫裡裏の寝小屋を借りての読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...その彫刻は人間の恐怖が異常な人間の脳によって刻まれた...   その彫刻は人間の恐怖が異常な人間の脳裡によって刻まれたの読み方
吉行エイスケ 「バルザックの寝巻姿」

...囲炉にどんどと焚いて...   囲炉裡にどんどと焚いての読み方
若山牧水 「木枯紀行」

...折角久し振におちついてゐた私の心はその清書にかゝらうとした時から再びまた烈しい動搖焦燥の(うち)にあつた...   折角久し振におちついてゐた私の心はその清書にかゝらうとした時から再びまた烈しい動搖焦燥の裡にあつたの読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

「裡」の読みかた

「裡」の書き方・書き順

いろんなフォントで「裡」

「裡」の英語の意味

「なんとか裡」の一覧  


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