例文・使い方一覧でみる「裕」の意味


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...寛(おほめ)にも見て置いた譯であるが...   寛裕にも見て置いた譯であるがの読み方
石川啄木 「雲は天才である」

...急に呑氣な餘家(よゆうか)になつた樣な氣がする...   急に呑氣な餘裕家になつた樣な氣がするの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...あまり(ゆた)かでない中年の男が二人...   あまり裕かでない中年の男が二人の読み方
海野十三 「すり替え怪画」

...それに入場する余もないし興味もないので小月まで...   それに入場する余裕もないし興味もないので小月までの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...または威張つて一生を送るだけの余を持つてゐたのであつた...   または威張つて一生を送るだけの余裕を持つてゐたのであつたの読み方
田山録弥 「田舎からの手紙」

...「それに己は病気してから福になったよ...   「それに己は病気してから裕福になったよの読み方
徳田秋声 「黴」

...彼は胸中後善策を容るるの余あらざりしなり...   彼は胸中後善策を容るるの余裕あらざりしなりの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...ムニャというような譫言(うわごと)を発するの余ある先生を...   ムニャというような譫言を発するの余裕ある先生をの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...その心には庄次の口から一度どんな姿にも事實を吐かせようとする餘さへ起らなかつたのであります...   その心には庄次の口から一度どんな姿にも事實を吐かせようとする餘裕さへ起らなかつたのでありますの読み方
長塚節 「白瓜と青瓜」

...私にそれだけの心の余を与えてくれなかったからである...   私にそれだけの心の余裕を与えてくれなかったからであるの読み方
中谷宇吉郎 「二つの序文」

...そんな通(つう)をふり廻す余なんかまるでないんだ...   そんな通をふり廻す余裕なんかまるでないんだの読み方
夏目漱石 「明暗」

...心に余(ゆとり)のある人間さえ一人もありません...   心に余裕のある人間さえ一人もありませんの読み方
野村胡堂 「礫心中」

...身のほどしらぬ自分の見栄坊をわらう余も生じ...   身のほどしらぬ自分の見栄坊をわらう余裕も生じの読み方
火野葦平 「人魚」

...晩年の同君は生活的に余ができすぎ...   晩年の同君は生活的に余裕ができすぎの読み方
正岡容 「わが寄席青春録」

...余ができてはじめてのどかな家庭の主人(あるじ)になっていた...   余裕ができてはじめてのどかな家庭の主人になっていたの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...寛大と考慮の余を与えていたからである...   寛大と考慮の余裕を与えていたからであるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...まず味方に余のあるところを示すつもりで見まわすと...   まず味方に余裕のあるところを示すつもりで見まわすとの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...福らしい身なりをして...   裕福らしい身なりをしての読み方
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」

「裕」の読みかた

「裕」の書き方・書き順

いろんなフォントで「裕」

「裕」の英語の意味

「なんとか裕」の一覧  


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