...山牛蒡や山法師などという草が...
石川欣一 「山を思う」
...その三本の牛蒡は...
江戸川乱歩 「鬼」
...牛蒡(ごぼう)の天ぷらのような姿をしている...
谷崎潤一郎 「少年」
...吟行句□「他人の午蒡で法事をする」御礼申上げる六月五日曇――雨...
種田山頭火 「其中日記」
...牛蒡締(ごばうじめ)を取りかへたり...
徳田秋声 「のらもの」
...片隅に転ってる一本の牛蒡を取上げて...
豊島与志雄 「香奠」
...牛蒡じゃありませんか...
豊島与志雄 「香奠」
...山牛蒡(やまごぼう)の葉と茎とその実との霜に染められた臙脂(えんじ)の色のうつくしさは...
永井荷風 「葛飾土産」
...「くらはんか、くらはんか、牛蒡汁、あん餅くらはんか、卷ずしどうぢや、酒くらはんか、錢がないのでようくらはんか」と叫んだ...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...小麦 約十二俵大麦 十俵陸稲┌糯(もち)六斗五升└粳(うるち)五石馬鈴薯 約四百貫玉蜀黍(とうもろこし)三斗西瓜(すいか)八十箇薩摩薯(さつまいも)五百貫茄子(なす)若干胡瓜(きゅうり)若干梅 四斗茶 一貫目牛蒡(ごぼう)五十貫生薑(しょうが)五貫目大根 若干蕎麦(そば)三斗菊芋 若干里芋┌八ツ頭 三俵└小芋 二俵木炭 五俵右の外...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...人間を牛蒡(ごぼう)や人参(にんじん)のように斬って歩く...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人参(にんじん)牛蒡(ごぼう)でも作る気になったか」「大違い...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...蓮根(れんこん)や牛蒡(ごぼう)を抱(かか)えて現れ...
牧野信一 「吊籠と月光と」
......
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その中から出た汁で牛蒡人参糸蒟蒻椎茸(しいたけ)竹の子簾麩(すだれぶ)なんぞの野菜を極く細かに刻んでよく煮ます...
村井弦斎 「食道楽」
...牛蒡(ごぼう)の砂糖漬なんぞは皆(み)んな小田原で買ったのだし...
村井弦斎 「食道楽」
...○牛蒡、蕪根、豆類の如きは醗酵性食物にして胃の悪き物は醗酵を促す...
村井弦斎 「食道楽」
...○牛蒡は蛋白質三分二厘...
村井弦斎 「食道楽」
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