...是非一つ葵の上を平家の節で聞かせて貰ひ度い...
薄田泣菫 「茶話」
...河は薔薇(ばら)色と葵(あおい)色との反映に染められていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...菫(すみれ)色、橙(だいだい)色、葵(あおい)色、いろんな美妙な色合が、清い寒い空に流れていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...生田葵山高輪の楽天居にて新婚の披露をなす...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...老人はこれを王若水(おうじゃくすい)の画いた葵(あおい)だと称している...
夏目漱石 「永日小品」
...「蕎麦はツユと山葵で食うもんだあね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...葵はうとうとしかけた……廊下のはしに久我があらわれた...
久生十蘭 「金狼」
...葵が受取ってなに気なく鼻にあてると...
久生十蘭 「金狼」
...葵が、なんの手紙か、とたずねると、久我は顔をすこし赧らめて、「公用だ」と、それだけいうと、ついと立って、露台のほうへ行ってしまった...
久生十蘭 「金狼」
...葵の顔は突然蒼ざめてしまった...
久生十蘭 「金狼」
...葵の胸が震えた...
久生十蘭 「金狼」
...葵は絲満を殺している...
久生十蘭 「金狼」
...はじめ葵を愛していなかった...
久生十蘭 「金狼」
...庭の北の奥に一劃だけ分離している葵ノ壺という別棟で...
久生十蘭 「無月物語」
...私は見られたさが一杯で傘をさして葵の日には葵を摘み...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...その穗先は葵色(モオヴ)と空色とにうつすら染まりながら...
堀辰雄 「プルウストの文體について」
...秋葵(しうき)の諸花を詠じた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...葵紋をちらした高蒔絵(たかまきえ)の印籠が...
吉川英治 「大岡越前」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
