...尤(もつと)も、大饗に等しいと云つても昔の事だから、品数の多い割りに碌な物はない、餅、伏菟(ふと)、蒸鮑(むしあはび)、干鳥(ほしどり)、宇治の氷魚(ひを)、近江(あふみ)の鮒(ふな)、鯛の楚割(すはやり)、鮭の内子(こごもり)、焼蛸(やきだこ)、大海老(おほえび)、大柑子(おほかうじ)、小柑子、橘、串柿などの類(たぐひ)である...
芥川龍之介 「芋粥」
...また三上於菟吉(みかみおときち)氏も書いておられたが僕はその一部分より読まなかった...
有島武郎 「片信」
...――これは外套の頭巾ばかりを木菟(みみずく)に被って...
泉鏡花 「薄紅梅」
...」木菟(みみずく)の女性である...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...下(しも)つ菟上(うなかみ)の國の造...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...大國主の神〕〔菟と鰐〕かれこの大國主の神の兄弟(はらから)八十(やそ)神一ましき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...すなはち曙立(あけたつ)の王菟上(うながみ)の王二王(ふたばしら)を...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...その孃子は菟田(うだ)の長の女のオホヲという者です...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...そのとき菟田首(うたのおびと)という人の娘(むすめ)で...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...青羽木菟(あをばつぐ)...
薄田淳介 「白羊宮」
...もっと若いところでは森於菟の随筆や林髞の文章(私は必ずしもこの人の文章を信用しているというのではないのだが)が正しくこれだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...名を新菟玖波集に列し得て歸へるもあつた...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...『新撰菟玖波集』の修撰のことから延(ひ)いて...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...また於菟(おと)女史に書を送りて今回の渡航を告げ...
福田英子 「妾の半生涯」
...推古帝菟田野(うだのの)の薬猟(くすりがり)の条)...
南方熊楠 「十二支考」
...宝飯(ほい)郡の小坂井(こざかい)にある菟足神社(うたりじんじゃ)で売る風車(かざぐるま)は甚だ味の富んだ郷土玩具の一つであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...その前後、同社に籍をおいていた者には渋川玄耳、椋鳩十、岡鬼太郎、三上於菟吉、尾崎士郎、井上唖々、楠田敏郎、川上三太郎氏などがあった...
吉川英治 「年譜」
...於菟吉のせいではない...
吉川英治 「河豚」
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