例文・使い方一覧でみる「莱」の意味
スポンサーリンク...鳩は嫁莱の花を踏みながら... 
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...池を蓬莱（ほうらい）の嶋に望んで...
泉鏡花 「遺稿」
...私にはその山が蓬莱山のようにおもわれた...
上村松園 「余齢初旅」
...蓬莱山の仙女云々は...
高木敏雄 「比較神話学」
...諸島説話に見ゆる蓬莱仙女の一条は...
高木敏雄 「比較神話学」
...激水如レ矢不レ旬即達二于東莱一...
高木敏雄 「比較神話学」
...蓬莱を以て、日本とするは、徐福の故事にはじまるよしを前に云しも、こは単に富士神仙説に就て、その説明として、云いたるにて、深く研究するときは、此説を生ぜしは、其由来の甚だ久しきを知る...
高木敏雄 「比較神話学」
...日本を振り返って蓬莱島（ほうらいとう）という言葉を思い出しました...
高浜虚子 「俳句への道」
...それゆゑ、絵本の画伯もつい、（蓬莱も竜宮も、同じ様な場所なんだから）浦島さんの案内役も、この石亀に違ひないと思ひ込むのも無理のない事である...
太宰治 「お伽草紙」
...学校より蓬莱亭の方が面白いにきまってるさ...
豊島与志雄 「反抗」
...たしかに蓬莱（ほうらい）に似たような島が浮んでいることは間違いがないのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...贈君莱尤佳味...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...『本朝神仙伝（ほんちょうしんせんでん）』には蓬莱とあり...
柳田国男 「海上の道」
...それが蓬莱（ほうらい）へのパスポートとして...
柳田国男 「海上の道」
...宿はやはり蓬莱館に泊る事にした...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...東莱（とうらい）...
夢野久作 「爆弾太平記」
...故郷の黄県東莱（こうけんとうらい）へひそんで...
吉川英治 「三国志」
...蓬莱（ほうらい）の玉（たま）の枝（えだ）を取（と）りに行（ゆ）くといひふらして船出（ふなで）をするにはしましたが...
和田萬吉 「竹取物語」
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