...僕はその顔を見た時に何とも言われぬ落莫を感じた...
芥川龍之介 「滝田哲太郎氏」
...莫迦(ばか)げている点では...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...A莫迦(ばか)を言え...
石川啄木 「一利己主義者と友人との対話」
...『私……莫迦(ばか)だわねえ!』『アラ其(そんな)! 私悪い事言つて……...
石川啄木 「鳥影」
...それにしても、米軍の攻撃は、莫迦(ばか)に、ゆっくりしているじゃないか」彼は、裏口へ遁(に)げようとしては、不審の面持(おももち)で耳を澄した...
海野十三 「空襲葬送曲」
...おびただしい貴重燃料のルナビゥム!莫大(ばくだい)な量にのぼるものだったが...
海野十三 「三十年後の世界」
...固く乾いたやうな顔には小さいが白味の多い眼がいつも人を小莫迦(こばか)にするやうに閃いてゐた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...莫大な国防献金と云っても...
戸坂潤 「挙国一致体制と国民生活」
...余り裕(ゆた)かでない生活(くらし)の中から莫大な費用を割いて...
中島敦 「盈虚」
...巫臣は莫大な黄白を散じて...
中島敦 「妖氛録」
...この方面の実験には厖大(ぼうだい)な設備と莫大(ばくだい)な費用とを要するのであるが...
中谷宇吉郎 「原子爆弾雑話」
...しかしながらそれでもなお無責任者の手に莫大なる権利を残しているのであるからして...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...二百九十五カラットのことか」「莫迦な念を押さなくてもいい...
久生十蘭 「魔都」
...山桑を優曇華の実と名づけたり先生いかに寂しかりけん尾崎咢堂先生の軽井沢の莫哀山荘は夫妻が吟行の途次必ず立ち寄る処で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...灌培莫懈期花時...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...藩政御困窮の折ゆえ、溺れるもの藁(わら)をもつかむで、殿にも、僥倖(ぎょうこう)をのぞまれるのであろうが、心ある老臣方は、たださえお手許の不如意(ふにょい)なところへ、莫大な失費...
吉川英治 「鬼」
...そんな莫大な金を費ふ途はない...
吉川英治 「折々の記」
...莫大な損傷をうけて...
吉川英治 「三国志」
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