...もう古くなった和服を茶箪笥にしまっておく...
...母親から茶箪笥を譲り受けた...
...古い茶器がたくさん収納できる茶箪笥を買った...
...茶箪笥の引き出しにはお茶やお菓子が入っていた...
...広い和室に古い茶箪笥が置いてあった...
...「立派な箪笥や茶箪笥があるぢやアないか?」「わたしだツて」と...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...その二畳の間に置いてある茶箪笥の上に載っていたが...
海野十三 「地獄の使者」
...そこに茶箪笥があって...
海野十三 「地獄の使者」
...問題の茶碗は、昨夜すっかり拭き清めて茶箪笥(ちゃだんす)に入れて置いたのを、今取出してそのまま応接室へ運んだというのだから、賊は昨夜の内に台所へ忍び込んで、茶箪笥をあけ、指紋を捺して逃げ去ったものとしか考えられなかった...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...うしろの桑の茶箪笥(ちゃだんす)をあけた...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...其処(そこ)に長火鉢や茶箪笥が置いてある...
田山花袋 「朝」
...台所で陶器のふれ合う音がすると思って行って見ると戸を締め忘れた茶箪笥(ちゃだんす)の上と下の棚(たな)から二匹がとぼけた顔を出してのぞいていたりした...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...」するうち古茶箪笥の上の方にかかっている時計が五時を打った...
徳田秋声 「足迹」
...茶箪笥(ちゃだんす)をあけて...
徳田秋声 「縮図」
...茶箪笥の桑の木目...
豊島与志雄 「沼のほとり」
...長火鉢から茶箪笥から釘に懸ってる衣服まで...
豊島与志雄 「白日夢」
...うしろの茶箪笥の棚から...
林不忘 「あの顔」
...茶箪笥(ちやだんす)からパンを出して来て...
林芙美子 「浮雲」
...茶箪笥の引出しまで見た...
宮本百合子 「斯ういう気持」
...その脇(わき)に茶箪笥(ちゃだんす)や...
山本周五郎 「青べか物語」
...長火鉢の桐は張ったものだし、桑材の茶箪笥も、春慶塗の卓も、塗料を使ってそれらしい色と木目を付けたものであり、南部鉄の火箸も金銀の象眼ではなく、真鍮(しんちゅう)とニッケルのメッキだという...
山本周五郎 「季節のない街」
...辰弥が茶箪笥をあけてみると...
山本周五郎 「季節のない街」
...茶箪笥(ちゃだんす)ひとつない家のなかを見まわしていると...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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