...●そも/\茲谷(このたに)は山桜多かりしゆゑ桜谷とよびけるを...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...茲に由来を記るして是等諸君士に厚く感謝の意を表はす...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...唯、事情止むを得ずして、茲に至りしのみ...
高木敏雄 「比較神話学」
...或いは亀茲国(クッチャ)であるとか...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...茲にこの書物を諸賢にいはば推薦いたしまするには...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...茲にその一つを示してはいないか...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...茲に於ては政策が事実の最も正直な把握であることが出来...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...だが茲に必要なことは...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...であるから空間が観念的であるという理由によって――他の理由による場合は知らないが――主観的と考えられる余地はただ茲にだけあるわけである...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...――茲に前以て言っておこう...
豊島与志雄 「秦の出発」
...茲に教材の不足という意味は...
豊島与志雄 「中支生活者」
...勿論私は茲で多く読まれる少なく読まれるの問題には関係なく...
中原中也 「詩と其の伝統」
...なんの!茲でちよつと口を噤むと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...就学勉強中は自(みず)から静(しずか)にして居らなければならぬと云う理屈が茲(ここ)に出て来ようと思う...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...茲(ここ)に幸な事があると云うのは...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...茲(ここ)に随分(ずいぶん)心に快いことがある...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...鳥渡茲に申述べて置きます……」云々...
正岡容 「下谷練塀小路」
...「余与金輪寺混外上人相知五六年於茲...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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