...茫然と犬の屍骸(しがい)を眺めた...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...しばらくあの茫然(ぼうぜん)たる表情の民衆から離れて暮していたので...
太宰治 「惜別」
...それでいて子供の話のようになんとなく茫洋(ぼうよう)として捕捉し難いところがある...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...読み終わってあまりのことに私は茫然(ぼうぜん)としたのであった...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...あなかしこ天文きのえとら七月図書(づしよ)どの―――河内介は戦場の砂埃の中でその紙片をひろげたまゝ暫く茫然(ぼうぜん)と立ちつくした...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...蚊帳の外に茫然(ぼんやり)坐っている房吉の傍へ帰って来て言った...
徳田秋声 「あらくれ」
...秋草茫々(ぼうぼう)のうちにおのずから過去社会の遺形を残せり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...茫然(ぼんやり)して兎角(とかく)の挨拶(あいさつ)さへ出來(でき)なかつたのだと云(い)ふ...
夏目漱石 「門」
...こんな風にまで広茫(こうぼう)とひろげて行ったら...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...見かけは茫乎(ぼうこ)としてつかまえどころがないが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...あっけにとられて茫然とながめていた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...茫洋(ぼうよう)とした海の上に五六日を暮して...
本庄陸男 「石狩川」
...私はいきなり目を揉まれたやうな茫とした氣で...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...茫洋たる前の代に向かおうとするのが自然である...
柳田国男 「雪国の春」
...銀太と金太が一人の茫漠として泰然たる青年を...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...すでに蒼茫(そうぼう)と黄昏(たそがれ)の色が濃くなって...
山本周五郎 「日本婦道記」
...茫然たるかたちで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...茫然と立っている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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