...茄子(なす)の皮...
泉鏡花 「悪獣篇」
...裏庭の茄子(なす)や南瓜(かぼちゃ)の花も見え...
伊藤左千夫 「姪子」
...老農は茄子(なす)の心も知りて植ゆ五月八日 草樹会...
高浜虚子 「六百句」
...今日の買物九銭 バツト 十銭 なでしこ 十五銭 小鰯 壱円三十五銭 酒 七銭 茗荷 三十四銭 干うどん 二十銭 薬 五銭 茄子 十銭 電車賃 六銭 胡瓜 十銭 ハガキ 十弐銭 泥鰌汁 十銭 唐辛 三十五銭 削り節八月廿五日雨...
種田山頭火 「一草庵日記」
...・草ふかく木の実のおちたる音のしづかひとりでだまつてにがい茄子をたべることも・かへるより障子あけるより風鈴のなる・法衣のやぶれも秋めいた道が遠くて九月六日今朝は食べるものがない...
種田山頭火 「行乞記」
...煮るに酒も醤油もないから茄でゝをく...
種田山頭火 「其中日記」
...お精靈(しやうらい)樣の茄子の馬の樣な格好をして...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...*気違茄子の、或る地方に産するものの実をたべると、屋根といわず木の梢といわずに、やたらに高いところに登りたくなって、効果が消えるまでは下りて来ない...
豊島与志雄 「奇怪な話」
...風呂敷が解けて茄子でも芋でも転げ出すと教師は慌てゝ拾つては袂へ入れる...
長塚節 「隣室の客」
...と赤茄子の例はもっとも簡単なものでありますが...
夏目漱石 「創作家の態度」
...「さあ、出した、出した」と、茄子色が、長い顎をしゃくる...
火野葦平 「花と龍」
...あるいは畑になつて茄子(なす)玉蜀黍(とうもろこし)などつくつてある傍に柿の木が四...
正岡子規 「病牀六尺」
...また大根を並べて茄子を並べて一番上を大根にして糠と塩を振って漬け込みます...
村井弦斎 「食道楽」
...これも上等にすると赤茄子(あかなす)ソースかアンチョビソースを掛けて出します...
村井弦斎 「食道楽」
...秀吉の母が手作りの茄子...
吉川英治 「新書太閤記」
...瓜(うり)や茄子(なす)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...べつに自己の茄子図を描いたともいわれている...
吉川英治 「雪村筆「茄子図」」
...君はその唐茄子(とうなす)でも...
吉川英治 「松のや露八」
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