...「お茄子(なす)でも胡瓜(きゅうり)でも...
岩野泡鳴 「猫八」
...老農は茄子(なす)の心も知りて植ゆ五月八日 草樹会...
高浜虚子 「六百句」
...焼キ物ハ予一人ダケガ鱧ノ附焼、他ノ三人ハ鮎ノ塩焼、吸物ハ四人トモ早松(さまつ)ノ土瓶蒸シ、外ニ茄子ノ鴫焼...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...今日も酒があつた、茄子があつた、トマトがあつた、私にはありがたすぎるありがたさである...
種田山頭火 「其中日記」
...(明治四十年十一月十六日『東京朝日新聞』)三十九赤茄子(トマト)の伝来洋食に用いるトマトの来歴を調べた人の説によると...
寺田寅彦 「話の種」
...私が犬に吠(ほ)えられて茄子(なす)を折った邸(やしき)の...
徳永直 「こんにゃく売り」
...あの私が茄子(なす)を折って叱られているとき――小母(おば)さん...
徳永直 「こんにゃく売り」
...どうしても秋茄子の味でございますから...
中里介山 「大菩薩峠」
...その隣の八百屋(やおや)の店先に並んでいる唐茄子(とうなす)などが...
夏目漱石 「道草」
...唐茄子(とうなす)が二ツなっていた...
長谷川時雨 「チンコッきり」
...毎度お話に出るマイナイソースを少し固く拵えてパンへ塗って生の赤茄子へ沸湯(にえゆ)をかけて丸のまま皮を剥(む)いて薄く切ってパンの間へ挟んで小さく切ります...
村井弦斎 「食道楽」
...四本も植えておくと使い切れないほど沢山出来て何のお料理にも大概赤茄子の味は少しずつ入ります...
村井弦斎 「食道楽」
...茄子の興奮性はちょうどそれを中和させる功があるに違いない...
村井弦斎 「食道楽」
...第六赤茄子(あかなす)ソースのペラオ飯は大層結構なものですが先ずバター大匙一杯でメリケン粉大匙一杯を黒くなるまでいためて牛か鳥のスープを一合と壜詰(びんづめ)のトマトソースを二合即ち合せて三合の汁を注(さ)して塩胡椒で味をつけます...
村井弦斎 「食道楽」
...黒麦の茄(う)でたのに牛乳を掛けた物などは内藤も僕も少(すくな)からず閉口した...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...茄子、南瓜の圖などらしい...
吉川英治 「折々の記」
...おたんこ茄子(なす)」市松と虎之助は...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉の母が手作りの茄子...
吉川英治 「新書太閤記」
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