例文・使い方一覧でみる「苦杯」の意味
スポンサーリンク...苦杯を嘗めるような経験はしたくない... 
...彼は苦杯を嘗めるような運命を受け入れた...
...苦杯を嘗める場面に直面した...
...苦杯を嘗めることになるかもしれない恐れがある...
...苦杯を嘗めてからでは遅い...
...にがにがしい苦杯を嘗（な）めたものらしい...
海野十三 「暗号数字」
...幻滅の苦杯を嘗（な）めるわけだ...
太宰治 「正義と微笑」
...なまじ幻滅の苦杯を嘗（な）めさせられるより...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...それはひつきよう空虚の苦杯なのだ...
種田山頭火 「其中日記」
...第七編 苦杯の最後の一口一 地獄の第七界と天国の第八圏結婚の翌日は寂しいものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...惨ましい敗戦の苦杯を嘗めた...
中谷宇吉郎 「雪三題」
...その苦杯を幾度なめたか知れない...
火野葦平 「花と龍」
...よくもおれに苦杯をのましたな...
吉川英治 「三国志」
...曹操が味わった大苦杯そのものをいう...
吉川英治 「三国志」
...苦杯をなめた曹操も後に大きな悔いを抱きました...
吉川英治 「三国志」
...彼としてはかつて覚えなき敗軍の苦杯をなめ...
吉川英治 「三国志」
...足柄（あしがら）の苦杯を彼は忘れ難い...
吉川英治 「私本太平記」
...相つぐ敗戦の苦杯...
吉川英治 「新書太閤記」
...苦杯を喫しつづけて来た敵である...
吉川英治 「新書太閤記」
...生涯の苦杯を飲ませたもの...
吉川英治 「新書太閤記」
...「やりおるわよ……」秀吉は、甘んじて、苦杯をうけた...
吉川英治 「新書太閤記」
...飼犬に手をかまれたような苦杯をなめたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...いちどはひとしく味わう滅失の苦杯ではあった...
吉川英治 「平の将門」
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