...「おまえの若々しい成長を...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「モミの木」
...それでその描かれるものが何処か若々しい独創的なところがありました...
上村松園 「昔のことなど」
...おゝ若々しい五月の朝よ男も女も若きも老いたるも均しく活氣づいて...
千家元麿 「自分は見た」
...眼前に居る息子は若々しい青年の面貌に...
鷹野つぎ 「窓」
...私は今度こそ疑いもなくこの手を持ってあの若々しい腕をムズと掴み...
谷崎潤一郎 「鍵」
...「あの姉さんの若々しい明るい顔があたり一杯にひろがって見えて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...あたりの土手にたくさんある灌木(かんぼく)はもう若々しい広い葉っぱを出しているし...
田畑修一郎 「石ころ路」
...まだ若々しい母の腕に抱かれて山王(さんのう)の祠(やしろ)の石段を登っているところがあるかと思うと...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...当然隠然と台頭しつつあった若々しいブルジョアジーの新鮮な人間性や真実性を...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...朝の時刻の若々しい爽(さわや)かさ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...機才めの美とも称し得る若々しい元気を持っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...まだ若々しい男の声に相違ないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...肉感的な若々しい聲が快く顫へて...
中島敦 「かめれおん日記」
...四十八九にしては若々しい容貌(きりやう)と共に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どこか若々しいところのある立派な紳士です...
野村胡堂 「眠り人形」
...部屋の中から若々しい女の声がした...
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」
...霊魂をふざけた・若々しい・思いにむけ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...やがて若々しい朗らかな声が隅々までハッキリと反響し初めた...
夢野久作 「二重心臓」
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