...彼女のヘアスタイルはとても艶美だ...
...この絵の色遣いは艶美で、目を引く...
...彼は艶美な話術を持っている...
...彼女の肌は艶美で、丁寧なケアが必要だ...
...そのイベントはとても艶美な雰囲気で楽しかった...
...『無慙の汝、姿のみ艶美、好色の詐欺の子よ、汝此世に生れずは、或は女性に逢はずして 40逝かば却つて優(まし)ならむ、汝のために斯く願ふ、衆の目の前、冷笑と侮蔑の的にならんより...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...艶美のアレクサンドロス其時答へて彼に曰ふ――『汝の苛責皆正し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かのアカイヤ人何ものぞ?』垂絹長く面を掩ふ艶美の女性答へ曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...艶美秀づるレスボスのこれらの少女贈るべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 555クレオパトレー艶美なる妻のかたへに身を留む...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...仏国の流麗艶美の文学はこれを賞してその書籍を輸入せざることあたわざるべし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...その令嬢の艶美(えんび)を想像し...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...その肉声も艶美だ...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...艶美に取乱したようすで入って来ると...
久生十蘭 「魔都」
...要するに黒と白とのコントラストを利用して全身にその艶美を増す為めの一つの化粧法なのである...
堀口九萬一 「東西ほくろ考」
...否寧ろ是を艶美を増すところの「美の豆粒」として尊重し...
堀口九萬一 「東西ほくろ考」
...実にその艶美(えんび)を感得(かんとく)せねば措(お)かない的のものである...
牧野富太郎 「植物知識」
...豪華艶美(えんび)を極めた花房(はなぶさ)が...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...その妻女艶美でしばしば貴人に御目留まる賤民乾闥婆と呼ばるるあり...
南方熊楠 「十二支考」
...驚くべく艶美な人である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...彼はその艶美な肌の魅力を斥けることができない...
和辻哲郎 「『偶像再興』序言」
...ヴィナスの艶美にも似た印象をわれわれに与える...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...そうしてただギリシア的な偉大性と艶美とのみを取りいれた...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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