例文・使い方一覧でみる「舌足らず」の意味
スポンサーリンク...子供の時はまだ舌足らずで、はっきりと話せなかった... 
...彼女の舌足らずな言葉遣いが可愛らしい...
...話が早くて舌足らずになってしまった...
...舌足らずな発音を矯正するために、言語矯正の治療を受けた...
...質問に舌足らずに答えてしまったため、誤解されてしまった...
...飜訳文なるものは大抵ゴツゴツした漢文崩（くず）しやあるいは舌足らずの直訳やあるいは半熟の馬琴調であって...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...舌足らずの女房と...
梅崎春生 「蜆」
...すなわち読まなくていい文字だ」「だってこれを読まないと文章が舌足らずだぜ」「文芸作品じゃないからそれでもよかろう」「記録文学の名手が...
海野十三 「断層顔」
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関口存男 「移轍（Anakoluth）」
...ましてそこにチャーミングな余情を含ませんが為めの態（わざ）とらしいあまい「舌足らずさ」ではない...
長與善郎 「青銅の基督」
...舌足らずでものを云ふ...
原民喜 「廃墟から」
...舌足らずでものを云う...
原民喜 「廃墟から」
...舌足らずの感ある初期の作中でも京の舞姫を歌つたものは難が少い...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...仮令（たと）い舌足らずで吃（どもっ）た所が意味は通ずると云うようなものだなんて大造（たいそう）な剣幕で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
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二葉亭四迷 「浮雲」
...恰も舌足らずのやうな感じを與へるものでした...
堀辰雄 「室生さんへの手紙」
...舌足らずの言葉がまた聞こえた...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...不便な事情というもののために舌足らずにならざるを得ないということを自分に許すことから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...舌足らずが混迷に導かれないことの戒心が実に実に必要なのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...畢竟（ひっきょう）この舌足らずの音をまた真似したので...
柳田国男 「木綿以前の事」
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山之口貘 「山之口貘詩集」
...口のききようも幾らか舌足らずで...
山本周五郎 「薊」
...そのうしろへ大助の舌足らずな声が追って来た...
山本周五郎 「つばくろ」
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