例文・使い方一覧でみる「興行師」の意味
スポンサーリンク...でも結局は興行師の無理なこじつけでした... 
海野十三 「三人の双生児」
...」興行師（しうち）は呆気にとられて梅玉の顔を見た...
薄田泣菫 「茶話」
...無智なる観客を相手に批評家と作家と俳優と興行師とが争名（さうめい）と収益との鎬（しのぎ）を削合（けづりあ）ふ劇場の天地を一日も早く忘れたい...
永井荷風 「海洋の旅」
...興行師の言う処御無理御尤となすが如きものいかでか助六長兵衛に扮し得べき...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...せっかくの名興行師を塗りつぶすこともできるし...
中里介山 「大菩薩峠」
...女興行師のお角の残して行ったものは...
中里介山 「大菩薩峠」
...興行師の腕であり...
中里介山 「大菩薩峠」
...やはり興行師の手にかかって苦労した覚えがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...女の方ではここに現われた女興行師のお角さん...
中里介山 「大菩薩峠」
...ある興行師は須磨子にむかって...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...此んなとこで分らぬ興行師に使はれてちゃいけないとつく／″＼思ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...青江徹「興行師」を読み出す...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ジャイルズ・ギルマン興行師が時折（ときおり）事情を説明するけど...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...旅廻りの壮士芝居専門の興行師で...
正岡容 「寄席」
...そして興行師に、「少し応接所で待っていて下さい」と云った...
森鴎外 「花子」
...そして興行師に、「少し応接所で待つてゐて下さい」と云つた...
森鴎外 「花子」
...永年欧米を廻つて居る櫛曵（くしびき）と云ふ日本人の興行師が経営してる相（さう）だ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...此（この）連中（れんちゆう）は雑多な人間の寄合（よりあひ）で純粋の興行師は案外に少（すくな）く...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
便利！手書き漢字入力検索