...例の隻脚隻腕の猛将大竹中将の席のとなりに座ったのである...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...ビクビクと宙に藻掻(もが)いていた六本の脚が...
海野十三 「蠅」
...それから鳩の脚だの指の間だのにこびり付いていた土を落し...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鳩つかひ」
...」義直は脚を止めてゐた...
田中貢太郎 「黒い蝶」
...それは両脚を膝(ひざ)の上から切断せられた血みどろの章一の死体であった...
田中貢太郎 「一握の髪の毛」
...「23」がその鉄板のような脚を抱いて自分の部屋へ担ぎ込むと...
谷譲次 「踊る地平線」
...ソノセイカドウカ脚ガ非常ニ重ク且浮腫(むく)ンデイル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...密林深く谷を蔽つて水声脚下にきこえるやうな世離れた感じを味ふことは出来ない...
田山花袋 「耶馬渓の一夜」
...彼は恰好のよい脚をしていて...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...断えず噛みながら脚で器用に団塊を廻して行くので...
寺田寅彦 「蜂が団子をこしらえる話」
...戸口から降りようとするその片脚が...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...四つ脚から腹一杯泥だらけになつた馬は厩の柱に繋がれた儘さすがに鬱陶しいと見えて時々ぶる/\と泥を振ひながら與へられた一抱の青草を鼻の先で押しやり/\噛んで居る...
長塚節 「芋掘り」
...どこかの猫が背伸びするように後脚だけで立って...
正岡容 「寄席」
...日脚(ひあし)が斜めに樹の影を押して...
正岡子規 「病牀六尺」
...特に脚の形には優秀なものが多い...
柳宗悦 「工藝の道」
...――届けに来たのは町飛脚で...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...両脚を引っこめて...
夢野久作 「暗黒公使」
...病みついてなおらない脚(あし)を外に曳(ひ)きずって行くのである...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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