...小林君は脇息(けふそく)によりかかりながら...
芥川龍之介 「京都日記」
...「民さんはさっき何を考えてあんなに脇見もしないで歩いていたの」「わたし何も考えていやしません」「民さんはそりゃ嘘だよ...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...日比谷脇で車内の二人の屍体を検案したよ」僕はこの意外な話に...
海野十三 「深夜の市長」
...「骨を折らせやがった」男は呟きながら、マスクの紐をつないで、顔を隠し、死んだ様になった文代を、小脇に抱て、扉を開くと、薄暗い廊下へと姿を消した...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...僕と同室の西脇(にしわき)つくし殿に...
太宰治 「パンドラの匣」
...自分の脇差を抜き取って「主水正(もんどのしょう)じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...そして、痛そうに、脇腹を押えて、身体をかがめていたが、だんだん俯向いて、苦しそうに丸くしゃがんでしまった...
直木三十五 「南国太平記」
...脇息(きょうそく)の上へ両臂(りようひじ)を置いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...御宝蔵へ忍び込み、まんまとちょろまかして、小脇にかいこみ、さて花道へかかって、四天を切って落しの、馬鹿め! と大見得を切って、片手六方で引込みの……と至極大時代のお芝居がかりで当ってみましたが、なんの、殿様、あの千枚分銅の一箇の目方が四十八貫目あると知った日には、うんざり致しました」「ナニ、四十八貫目……それが一かたまりの金(きん)か」「間違いございません...
中里介山 「大菩薩峠」
...脇差の鞘(さや)と彈三郎の履物(はきもの)は見付かつたのか」「鞘は兩國で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...バートンの脇にいる男が隣の男にささやいて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...脇にいた中川恭次郎が...
柳田国男 「故郷七十年」
...その脇にはまだ小さい蕾(つぼみ)もあるのに...
柳田国男 「雪国の春」
...それを脇へ直して扇筺(おうぎばこ)を取る...
山本周五郎 「日本婦道記」
...脇のほうへとびのき...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ときどき脇板から肱が脱れ落ち...
横光利一 「旅愁」
...うつつなお米の腕を脇の下へ抑えたまま...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...脇差(わきざし)に手をかけようとするのを見ると...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
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