...おまへは雪の脆いことを知つてゐるから...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...草人の心の臓はそんな事で破(さ)ける程脆弱(やに)つこくは出来てゐなかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...すなわち私は脆弱な神経を叩き直すことができなかった...
高見順 「如何なる星の下に」
...かへりみて心の脆弱...
種田山頭火 「草木塔」
...女にかけては脆(もろ)いものか知らん...
中里介山 「大菩薩峠」
...また脆いものである...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...君の面影の脆(もろ)くもあるかな...
夏目漱石 「薤露行」
...われわれは精神の王国の祭壇の前に脆坐(ぜいざ)する時に...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...束(つか)の間(ま)の盛りを見せる脆(もろ)い花といった...
久生十蘭 「蝶の絵」
...「私、この頃こんな気がするわ、男でも、女でも結婚しないでいるうちはかえって何かに束縛されているような……終始、脆(もろ)い、移り易いようなもの、例えば幸福なんていう幻影(イリュウジョン)に囚われているような……そうではないのかしら? しかし結婚してしまえば、少なくともそんなはかないものからは自由になれるような気がするわ……」私はすぐにはそういうお前の新しい考えについては行かれなかった...
堀辰雄 「楡の家」
...こんなにも脆く凋んで...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...一体俺は筆を執るにあたつて成りゆきのことなどはあまり意に介しない放縦(ケヤレス・フリードム)に慣れてゐるのだがそんなに脆く行き詰るとは夢にも思はなかつたのさ...
牧野信一 「蔭ひなた」
...人間なんて脆(もろ)いもんだな...
山本周五郎 「さぶ」
...なんで脆(もろ)くもついえたのか...
吉川英治 「私本太平記」
...また片々たる落葉の脆(もろ)さに似てしまう...
吉川英治 「新書太閤記」
...脆(もろ)いねエ……もう薬が廻ったのかい」「な……なんだと」無理に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...まるで脆(もろ)い弱点を...
吉川英治 「源頼朝」
...この烈しくて脆(もろ)い女親の憂いと愛は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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