例文・使い方一覧でみる「聞きつける」の意味
スポンサーリンク...その音を聞きつけると... 
海野十三 「火星兵団」
...ぽたりと何物か地べたに落ちるのを聞きつけることがよくある...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...ふと襖越しに子息（むすこ）の一雄氏の声を聞きつけると...
薄田泣菫 「茶話」
...夢うつつの境にその声を聞きつけると...
薄田泣菫 「独楽園」
...いつもは声を聞きつけると...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...それを聞きつけると子供はもう嬉しそうに飛びかかって...
中里介山 「大菩薩峠」
...その一種異様なる唸り声を聞きつけると...
中里介山 「大菩薩峠」
...この騒ぎを聞きつけると...
中村地平 「霧の蕃社」
...顎十郎の声を聞きつけると...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...清水寺の籠堂でお籠りをすることを聞きつけると...
久生十蘭 「無月物語」
...その癖白痴は赤ん坊を可愛がつて鼻垂れ共の足音を聞きつけると以前に芋を隠した場所へこつそり子供を隠して置く...
北條民雄 「白痴」
...娘は何を聞きつけるのか...
堀辰雄 「菜穂子」
...主婦をとげとげしく叱りつける聲を聞きつける...
正宗白鳥 「雨」
...それを聞きつけると...
水野仙子 「醉ひたる商人」
...その内に青年が先ずそれを聞きつける）声 おーい...
三好十郎 「おりき」
...小屋の戸をあける物音を聞きつけるなり...
山本周五郎 「季節のない街」
...おるいさんは敏感にこういう蔭口を聞きつける...
山本周五郎 「季節のない街」
...孤独な低迷のさまなどいつも聞きつける足音とは違っている...
横光利一 「微笑」
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