...考え出すままにいろいろな事を話して見よう...
淡島寒月 「凧の話」
...彼等自身のアルファベットを考え出す丈の知恵を持った者が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...遂には先生と一緒に問題を考え出すまでになりました...
佐野昌一 「虫喰い算大会」
...何を考え出すか知れたものではない...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...作者は極端なことを考え出す...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...あるいは至善(Summum bonum)に向こうて進めばよいとか種々雑多の空論を考え出すことであろう...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...これを考え出すと...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただ這入(はい)る度に考え出すのは...
夏目漱石 「草枕」
...あすこならばと考え出す途端(とたん)に...
夏目漱石 「夢十夜」
...故に余は存在す」という三(み)つ子(ご)にでも分るような真理を考え出すのに十何年か懸ったそうだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...恐ろしい事を考え出す野郎さ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...失敗当時のことを考え出すと...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...一つことを考え出すと...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...ああこれも古墳のあとかなと考え出すのは...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...そういうときわたしたちはかなりしばらく考え出すために休む...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...あんまりおこってしまって考え出すことができませんでしたのでまた同じように叫びました...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...考え出すととても駄目...
横光利一 「旅愁」
...その頃を考え出すのは...
吉川英治 「新書太閤記」
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