...また一方においては空想の翼(つばさ)に乗って...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...午前三時十五分!恐るべき悪魔の翼は...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...両翼は、浮力をつけるために、せい一ぱいひろげた...
海野十三 「宇宙戦隊」
...その次の瞬間さつと大きな翼を羽叩きして...
薄田泣菫 「独楽園」
...気軽にさうした不思議な翼の上に乗り遷らせるには...
薄田泣菫 「独楽園」
...ただ翼をもっているか脚をもっているか...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...牝鶏(めんどり)のその雛(ひな)を翼の下に集むるごとく...
太宰治 「正義と微笑」
......
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...やがて右翼団体の勢はおかげで或る程度まで下火になるだろう...
戸坂潤 「社会時評」
...両翼をひろげて蒼天からおりて来る曙(あけぼの)の色に輝いた戦士を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鳥は柔(やわら)かな翼(つばさ)と...
夏目漱石 「永日小品」
...どうかすると夜ふけの廊下に何かの翼の音のするのを聞いたりした...
堀辰雄 「恢復期」
...さんらんたる陽(ひかり)は実(げ)にも豪華な翼を空一杯に伸べ拡げてうらうらとまどろんでいるが...
牧野信一 「ゼーロン」
...鳶の如く悠々と翼を延し...
牧野信一 「蝉」
...十七八年前の左翼の盛んだった頃は...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...左翼を守らなくちゃならない...
横光利一 「旅愁」
...蝙蝠(こうもり)の翼(つばさ)のようなものに...
吉川英治 「神州天馬侠」
...甲軍の左翼――山県三郎兵衛そのほか約二千は...
吉川英治 「新書太閤記」
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