...………翌朝(よくあさ)の八時五分前(まえ)である...
芥川龍之介 「お時儀」
...四翌朝(よくちょう)はようやく出勤(しゅっきん)時間にまにあうばかりにおきた...
伊藤左千夫 「老獣医」
...ところで、その時分の茂吉の歌には、戦争について詠(よ)んだ歌が多いが、その時分のことであったか、昭和十六年の十二月八日に始まった、太平洋戦争がおこってからであったか、日本の戦勝の報がつたわると、その翌日に、その戦勝をたたえる歌を、茂吉が、その度(たび)に、作った事があった...
宇野浩二 「茂吉の一面」
...酔った翌朝のことですから...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...早くも翌々日には...
海野十三 「宇宙戦隊」
...その翌日から四十八手の伝授にあずかり...
太宰治 「新釈諸国噺」
...うしなわないようにな」小河平兵衛(おかわへいべえ)は予定のとおりその翌日加賀を出発して土佐へ往った...
田中貢太郎 「水面に浮んだ女」
...夢中になつて逃げてゐた登は、運好く山木邸の前へ行きかゝつたので、その晩は其処の書生部屋に一泊さして貰ひ、翌日、その怪異の跡をたしかめるつもりで、山木邸にゐる四五人の食客と一緒にその場所を捜して歩いた...
田中貢太郎 「雑木林の中」
...翌日、早速、母が大事にしていたものですけれど……と云って、社長に頼んでみた...
豊島与志雄 「道化役」
...その翌日から万葉集の講義が始まりましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...其翌朝は雨がじと/\と降つて居た...
長塚節 「旅の日記」
...その晩はまた翌日(あくるひ)の仕事に忙殺(ぼうさい)されなければならなかった...
夏目漱石 「道草」
...翌る日は暇を取って帰って行きました...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...翌る日髮の道具と腰の物を賣つて三百兩になる筈で御座いました」お嘉代の調子は上摺(うはず)りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...翌けて昭和二年七月であった...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...そして翌日妾の手紙を見て...
平林初之輔 「華やかな罪過」
...三翌朝は殊に麗(うらゝ)かな晴天であった...
松永延造 「ラ氏の笛」
...翌日、ルピック夫人は、食器を並べながら、彼に訊(たず)ねた――「今日は、葡萄酒を飲むかい、にんじん?」「そうだなあ」と彼はいった――「まあ、どうだかわからない」「じゃ、好きなようにおし」と、ルピック夫人はいった――「湯呑みが欲(ほ)しかったら自分で戸棚から出しといで」彼は、出しに行かない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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