例文・使い方一覧でみる「置手紙」の意味
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饗庭篁村 「木曾道中記」
...不破の置手紙を見せてやろうか」僕は僕の机にしまっていた不破数馬の置手紙を出してつきつけてやりました...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...置手紙などすべて無用……...
豊島与志雄 「孤独者の愛」
...昨日この置手紙をして愛媛県の方へ下られた人があるという...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...机の上の置手紙のしてあるのも...
中里介山 「大菩薩峠」
...一応は置手紙をしておこう――それと...
中里介山 「大菩薩峠」
...伊庭からは置手紙があつた...
林芙美子 「浮雲」
...日曜日には遊びにいらっしゃいと云う置手紙あり...
林芙美子 「新版 放浪記」
...置手紙をしてたとこなんです...
林芙美子 「放浪記（初出）」
...坂口は前夜伯父の書残していった不思議な置手紙を思出した...
松本泰 「Ｐ丘の殺人事件」
...置手紙をして出掛ける事にした...
松本泰 「Ｐ丘の殺人事件」
...置手紙をして何処かへお出掛になって...
松本泰 「Ｐ丘の殺人事件」
...その敏子さんの置手紙というやつ――壁に貼ってあるそうだ...
三好十郎 「樹氷」
...女権拡張に努力するという置手紙をして出て行った位で...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...妾がここを出たあとでこの置手紙を見て騒ぎ出すぐらいがセキのヤマよ...
夢野久作 「ココナットの実」
...置手紙（おきてがみ）には...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ふたりは四国屋の船で阿波へ立つというあの弦之丞の置手紙...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...一筆ずつ礼の辞（ことば）を置手紙にのこし...
吉川英治 「宮本武蔵」
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