例文・使い方一覧でみる「繁多」の意味

...仕事が忙しく御用繁多です... 仕事が忙しく御用繁多ですの読み方

...御用繁多な中、お時間をいただけたこと、ありがとうございます... 御用繁多な中、お時間をいただけたこと、ありがとうございますの読み方

...彼は公的な御用繁多な立場にあります... 彼は公的な御用繁多な立場にありますの読み方

...御用繁多で、なかなか会えないけれど、頑張っています... 御用繁多で、なかなか会えないけれど、頑張っていますの読み方

...御用繁多なため、今日はお断りさせていただきます... 御用繁多なため、今日はお断りさせていただきますの読み方

...そこでさすがの佐渡守も、あまりの事に呆（あき）れ返って、御用繁多を幸に、早速その場を外（はず）してしまった... そこでさすがの佐渡守も、あまりの事に呆れ返って、御用繁多を幸に、早速その場を外してしまったの読み方
芥川龍之介「忠義」

...その遭遇する事業を繁多（はんた）ならしめ... その遭遇する事業を繁多ならしめの読み方
徳富蘇峰「吉田松陰」

...仕事が繁多なので... 仕事が繁多なのでの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...――御用繁多だ」ガラッ八は独り者の癖に... ――御用繁多だ」ガラッ八は独り者の癖にの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...「だって、御用繁多な方が、一軒一軒菊細工を覗いて、一刻（いっとき）半（三時間）も油を売ってるんですもの」「何？」「その癖、お茶も呑まずに引返すじゃありませんか... 「だって、御用繁多な方が、一軒一軒菊細工を覗いて、一刻半も油を売ってるんですもの」「何？」「その癖、お茶も呑まずに引返すじゃありませんかの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...――それにこの節は自棄（やけ）に御用繁多と來てやがる」「罰の當つた野郎だ」「兎も角も... ――それにこの節は自棄に御用繁多と來てやがる」「罰の當つた野郎だ」「兎も角もの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...御用繁多でもあるでしょうが... 御用繁多でもあるでしょうがの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...近頃になって御用繁多（はんた）なので... 近頃になって御用繁多なのでの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...近頃になつて御用繁多なので... 近頃になつて御用繁多なのでの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...無暗に御用繁多で... 無暗に御用繁多での読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...その年は事務繁多で手繰りがつかず... その年は事務繁多で手繰りがつかずの読み方
久生十蘭「奥の海」

...人間の交際は繁多にして... 人間の交際は繁多にしての読み方
福沢諭吉「学問のすすめ」

...世事（せいじ）ようやく繁多なるに際し... 世事ようやく繁多なるに際しの読み方
福沢諭吉「学問の独立」

...如何となれば内地は人事繁多にして北地は簡約なればなり... 如何となれば内地は人事繁多にして北地は簡約なればなりの読み方
福沢諭吉「帝室論」

...されば到底この繁多なる事物を教えんとするもでき難きことなれば...
福沢諭吉「文明教育論」

...その植物の繁多な枝が撓み抱え込んで円くなり... その植物の繁多な枝が撓み抱え込んで円くなりの読み方
牧野富太郎「植物一日一題」

...それがちょうど公私の用の繁多な時であったため... それがちょうど公私の用の繁多な時であったための読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」