...大急ぎで縄梯子をおりて...
海野十三 「火薬船」
...縄梯子にブラ下ったまま...
海野十三 「少年探偵長」
...縄梯子をどんどんのぼっていった...
海野十三 「爆薬の花籠」
...――そこでこのボートを幽霊船の船尾にぶらさがっている縄梯子(なわばしご)の下へつける...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...彼は縄梯子(なわばしご)に取りすがって...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...細引で縄梯子(なわばしご)がかけてあったのを上手に脱け出したから...
中里介山 「大菩薩峠」
...踏台を使っては始末が悪いから縄梯子(ばしご)に相違ないと思って...
野村胡堂 「音波の殺人」
...逞しい縄梯子(なわばしこ)でも用意しなければならないわけです...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...縄梯子を伝って降りるより外に...
葉山嘉樹 「労働者の居ない船」
...各階に縄梯子(なわばしご)を取りつけました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...そして縄梯子(ジャコップ)に足を掛けようとしている外国船員のところへ一散に彼は駈付けた...
牧逸馬 「上海された男」
...ブラ/\とする縄梯子は全く私にとつて初めての冒険であります...
牧野信一 「祝福された星の歌」
...彼女が縄梯子をつたつて窓を抜け出して...
牧野信一 「女優」
...縄梯子を……...
牧野信一 「寄生木と縄梯子」
...縄梯子を昇つて行つた...
牧野信一 「寄生木と縄梯子」
...木の根に結んだ縄梯子(なわばしご)を岩肌で一つ振ってみせる...
吉川英治 「私本太平記」
...鏡下へ縄梯子(なわばしご)を下ろして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...彼は窓の処へ縄梯子を用意してあった...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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