例文・使い方一覧でみる「続けざま」の意味
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江戸川乱歩 「吸血鬼」
...さらに続けざまに二発を打ち込んだ...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...いきなりシュトルツ氏に抱き着いて続けざまに接吻（せっぷん）している...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ピストルが続けざまに鳴った...
田山花袋 「田舎教師」
...さながら皇天ことにわれ一人（にん）をえらんで折檻（せっかん）また折檻の笞（むち）を続けざまに打ちおろすかのごとくに感ぜらるる...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...三度続けざまに烈（はげ）しく手を鳴らしたが...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...続けざまに下なる芹沢めがけて柄（つか）も拳（こぶし）も通れ通れと突き立てる...
中里介山 「大菩薩峠」
...そりゃ嘘でございますねえ」続けざまに袂をグイグイと引いてこう言いかけられた時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...男一匹が生きるか死ぬかの境なんでげすから――」続けざまに起る救助を求むるの声...
中里介山 「大菩薩峠」
...右手で続けざまに彼の頭を三つ四つ殴った...
中島敦 「プウルの傍で」
...花嫁が七人も続けざまに消えてなくなるのに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...若い男がまた続けざまに二人やられたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...医者が二人まで続けざまに殺されたか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼は大きくあくびを続けざまにした...
北條民雄 「道化芝居」
...木の枝の折れる音が続けざまに私たちの耳にもはいった...
堀辰雄 「菜穂子」
...早速（さつそく）ギタルの調子を合せてルレエヌの短詩を三つ続けざまに歌つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...すぐ続けざまに同じ音声（おんじょう）が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...続けざまに呼び立てて入ったが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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